特許
J-GLOBAL ID:200903078881496474
アクリル系アンチブロッキング粒子群の製造法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
鈴木 俊一郎
, 牧村 浩次
, 高畑 ちより
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-319549
公開番号(公開出願番号):特開2008-111132
出願日: 2007年12月11日
公開日(公表日): 2008年05月15日
要約:
【課題】ポリオレフィンフィルム表面から脱落しにくく、優れたアンチブロッキング性を付与することができる、略扁平な球状の粒子群を提供する。【解決手段】アクリル系樹脂および/またはスチレン系樹脂からなるシード粒子が分散している水性媒体中に、架橋構造形成反応により重合性モノマーのシード粒子に対する溶解性を変化させる架橋性単量体を含む(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸、アクリルアミド、アクリルアミド誘導体、シアノアクリレートおよびアクリルクロライドよりなる群から選ばれる少なくとも一種類の重合性モノマーを分散させてシード重合を行うと共に、架橋構造形成反応を行って、最小直径が最大直径の95%以下である非真球粒子を50%以上の個数で含有し、非真球粒子が、略扁平な球状であるポリオレフィン用アクリル系アンチブロッキング粒子群の製造方法である。【選択図】図3
請求項(抜粋):
アクリル系樹脂および/またはスチレン系樹脂からなるシード粒子が分散している水性媒体中に、該分散しているシード粒子100重量部に対して、架橋構造形成反応により重合性モノマーのシード粒子に対する溶解性を変化させる架橋性単量体を1〜20重量部の量で含む(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸、アクリルアミド、アクリルアミド誘導体、シアノアクリレートおよびアクリルクロライドよりなる群から選ばれる少なくとも一種類の重合性モノマーを120〜2500重量部の範囲内の量で分散させてシード重合を行うと共に、架橋構造形成反応を行って、最小直径が最大直径の95%以下である非真球粒子を50%以上の個数で含有し、該非真球粒子が、略扁平な球状であって、該粒子群中における該非真球粒子の略平坦部における平均最大直径(D1)が1
〜10μmの範囲内にあり、該非真球粒子の略平坦部における平均最小直径(D2)が0.8〜10μmの範囲内にあり、該非真球粒子の平均厚さ(T1)が0.4〜6.0μmの範
囲内にあり、かつ平均最小直径(D2)と平均最大直径(D1)との比(D2/D1)が、0.8〜1.0の範囲内にあり、平均厚さ(T1)と平均最大直径(D1)との比(T1/D1)が0.4〜0.7の範囲内にあるポリオレフィン用アクリル系アンチブロッキング粒子群を製造する方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (30件):
4J011AA08
, 4J011JA07
, 4J011JA13
, 4J011JB08
, 4J011JB16
, 4J011JB26
, 4J026AA17
, 4J026AA43
, 4J026AA45
, 4J026AA49
, 4J026BA24
, 4J026BA25
, 4J026BA27
, 4J026BA28
, 4J026BA31
, 4J026BA32
, 4J026BB03
, 4J026DA03
, 4J026DA04
, 4J026DA07
, 4J026DA09
, 4J026DA14
, 4J026DA15
, 4J026DB03
, 4J026DB08
, 4J026DB10
, 4J026DB15
, 4J026FA02
, 4J026FA09
, 4J026GA06
引用特許: