特許
J-GLOBAL ID:200903078882567391

放射性核種による放射性免疫検出および放射性免疫療法のためのタンパク質のチオール化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-500867
公開番号(公開出願番号):特表平10-501220
出願日: 1995年05月08日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】その一端においてタンパク質と反応することができるとともに、その他端において放射性核種と複合体形成することのできる保護第三級チオール含有二官能キレート化剤を、タンパク質に接触させてタンパク質とアセチル-t-チオール基を含有する接合体を生成する。次に、タンパク質とアセチル-t-チオール基を含有する接合体を脱保護し、次の工程で添加される放射性核種のための還元剤とを混合して還元剤とタンパク質-t-チオール基含有接合体との混合物を調製する。この混合物を放射性核種と反応させてその放射性核種をタンパク質とt-チオール基を含有する接合体上に存在する側鎖スルフヒドリル基と反応させる。ヒトの患者に投与すべき組成物を製造するのに好適な診断キットおよび放射性免疫療法も開示されている。
請求項(抜粋):
(a)タンパク質のジスルフィド結合を開裂することなくその一端においてタンパク質と反応することができるとともに、その他端において放射性核種と複合体形成することのできる第三級チオール含有キレート化剤を、タンパク質に接触させてタンパク質とアセチル-t-チオール基を含有する接合体を生成する工程と、 (b)上記アセチル-t-チオール基を脱保護する工程と、 (c)上記タンパク質-t-チオール基含有接合体と、次の工程で添加される還元可能な放射性核種のための還元剤とを混合して、該還元剤とタンパク質-t-チオール基含有接合体との混合物を調製する工程と、 (d)工程(c)の上記混合物を放射性核種と反応させてその放射性核種を上記タンパク質-t-チオール基含有接合体上に存在する側鎖スルフヒドリル基と反応させる工程とを含んでなるタンパク質の放射性核種による放射性標識化方法。
IPC (14件):
C07K 1/13 ,  A61K 38/00 ABA ,  A61K 38/00 ABS ,  A61K 38/00 ADU ,  A61K 38/00 ADW ,  A61K 39/395 ,  A61K 51/00 ,  A61K 51/08 ,  A61K 51/10 ,  C07B 59/00 ,  C07K 14/00 ,  C07K 16/00 ,  C07M 5:00 ,  C09K 3/00 108
FI (12件):
C07K 1/13 ,  A61K 39/395 C ,  C07B 59/00 ,  C07K 14/00 ,  C07K 16/00 ,  C09K 3/00 108 D ,  A61K 43/00 ,  A61K 49/02 B ,  A61K 37/02 ADU ,  A61K 37/02 ABS ,  A61K 37/02 ADW ,  A61K 37/02 ABA

前のページに戻る