特許
J-GLOBAL ID:200903078886537160

可燃ガス成分の測定方法及び測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-049504
公開番号(公開出願番号):特開平8-247995
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 被測定ガス中の可燃ガス成分濃度を、該被測定ガス中の酸素濃度に影響を受けることなく、正確に測定し得る方法や、被測定ガス中の可燃ガス成分を構成するCOやH2 の影響を受け難い、可燃ガス成分の一つたるHCに対する感度が高い測定方法及びそのための装置を提供すること。【構成】 可燃ガス成分を含む被測定ガスを第一の処理ゾーンに導き、その酸素分圧を、第一の電気化学的酸素ポンプセルにより、前記可燃ガス成分が実質的に燃焼され得ない所定の低い値に制御する一方、該制御された雰囲気を第二の処理ゾーンに導き、そこの雰囲気中に存在する可燃ガス成分を、第二の電気化学的酸素ポンプセルによって該第二の処理ゾーン内に汲み込まれる酸素にて燃焼せしめ、その際の該第二の電気化学的酸素ポンプセルに流れるポンプ電流又はその電極間の電圧を検出して、該検出値より被測定ガス中の可燃ガス成分量を求める。
請求項(抜粋):
可燃ガス成分を含む被測定ガスを周囲から区画された第一の処理ゾーンに所定の拡散抵抗の下に導き、該第一の処理ゾーンにおいて、第一の電気化学的酸素ポンプセルによる酸素のポンピング作用によって、かかる被測定ガス中の酸素分圧を、前記可燃ガス成分が実質的に燃焼され得ない所定の低い値に制御する一方、かかる制御された第一の処理ゾーン内の雰囲気を、該第一の処理ゾーンより所定の拡散抵抗の下に周囲から区画された第二の処理ゾーンに導き、該第二の処理ゾーンにおいて、該第二の処理ゾーン内の雰囲気中に存在する可燃ガス成分を、第二の電気化学的酸素ポンプセルによる酸素のポンピング作用によって該第二の処理ゾーン内に汲み込まれる酸素にて燃焼せしめ、その際の該第二の電気化学的酸素ポンプセルに流れるポンプ電流又は該第二の電気化学的酸素ポンプセルの電極間の電圧を検出して、その検出値より被測定ガス中の可燃ガス成分量を求めることを特徴とする可燃ガス成分の測定方法。
IPC (4件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/42 ,  G01N 27/41 ,  G01N 27/419
FI (4件):
G01N 27/46 311 G ,  G01N 27/42 G ,  G01N 27/46 325 N ,  G01N 27/46 327 N

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