特許
J-GLOBAL ID:200903078889765075

金属部品の圧入装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-112932
公開番号(公開出願番号):特開平9-267223
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】熱可塑性樹脂材を溶融して圧入した金属部品を正しい姿勢に固定することができる金属部品の圧入装置を提供する。【解決手段】本発明は、貯留部5に貯留されたナットを順次分離供給手段6によりチャックユニット4に供給保持し、これをシリンダ9の作動により往復移動する圧入工具3により押し出して熱可塑性樹脂材に圧入するように構成されている。前記貯留部5には、電流を通すことにより発熱する電熱素子7aが埋設されており、ナットをあらかじめ熱可塑性樹脂材が溶融する温度まで加熱しておくことが可能である。このように加熱しておいたナットを熱可塑性樹脂材に圧入すると、熱可塑性樹脂材の溶融によって速やかにナットが冷却され、熱可塑性樹脂材の凝固を早めてナットを正しい姿勢で固定することができる。
請求項(抜粋):
往復駆動源の作動を受けて往復移動可能な圧入工具と、この圧入工具の移動路上に金属部品を保持するチャックユニットと、金属部品を貯留する貯留部と、この貯留部に貯留される金属部品を前記チャックユニットに一個毎分離供給する分離供給手段と、前記貯留部に貯留される金属部品をあらかじめ所定の温度に加熱する加熱手段とを設けたことを特徴とする金属部品の圧入装置。

前のページに戻る