特許
J-GLOBAL ID:200903078889965635

ネット材を用いた構造体、シート及びネット材の端末部処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-206914
公開番号(公開出願番号):特開2001-040550
出願日: 1999年07月21日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 ネット材に局部的な無理が生じることを防止し、ネット材の信頼性を高める。【解決手段】 三次元構造のネット材の端末部15が振動溶着等の熱溶着手段によって該端末部15よりも内側に位置する部位よりクッション性がなく硬くなるように処理されている。従って、構造体を構成するフレーム30に、被係止部材としての端末部係止部材20を挿入用間隙21の挿入口21aが特定の向きとなるように設けておけば、該挿入用間隙21に端末部15を挿入するだけで係止することができる。この端末部15は、その全ての部位が挿入用間隙21に挿入されており、荷重がかかった場合には特定のスポット的な部位ではなく、面で係止片23に力が加わることになる。従って、従来のように特定の部位に無理な力がかかることによるネット材10の損傷を防止することができる。
請求項(抜粋):
表面メッシュ層と裏面メッシュ層とを有すると共に、該表面メッシュ層と裏面メッシュ層とが多数のパイルで結合されて構成された三次元構造のネット材と、該ネット材の周縁に形成される端末部を支持する端末部係止部材とを有するネット材を用いた構造体であって、前記端末部係止部材が、前記端末部が挿入される挿入用間隙を形成する係止片を備え、前記ネット材の端末部の少なくとも一部が、該端末部の内側に位置する部位よりもネット組織の密度が密で、高い剛性となるように処理され、前記端末部係止部材の挿入用間隙に挿入されることにより係止されていることを特徴とするネット材を用いた構造体。
Fターム (12件):
4L048AA20 ,  4L048AA24 ,  4L048AA48 ,  4L048AA49 ,  4L048AA51 ,  4L048AC17 ,  4L048BA22 ,  4L048CA01 ,  4L048CA02 ,  4L048CA04 ,  4L048CA09 ,  4L048DA25
引用特許:
審査官引用 (2件)

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