特許

J-GLOBAL ID：200903078893106051

遊水室を有する水域構造物

発明者： 高橋 邦夫 ,  永井 豊 ,  宮本 義憲 ,  深海 正彦 ,  佐野 透 ,  菅沼 史典 ,  伊東 公人 ,  水野 雄三 ,  木村 克俊 ,  山本 泰司 ,  佐藤 光一
出願人/特許権者： 運輸省港湾技術研究所長 ,  北海道開発局室蘭開発建設部長 ,  北海道開発局開発土木研究所長 ,  新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 阿部 稔
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-192299
公開番号（公開出願番号）：特開平8-035219
出願日： 1994年07月25日
公開日（公表日）： 1996年02月06日
要約：

【要約】【目的】 通水用スリットを通過する波のエネルギー損失が大きくなり、そのため反射波高が小さくなる。【構成】 下側に継手1,2を備えている多数の壁体構成部材3を、前記継手1,2を噛み合わせて水底地盤4に打設して、上側に通水用スリット5を有する壁体6を構成し、その壁体6から陸側に離れた位置において、後部杭17を水底地盤4に打設し、前記後部杭17との間の下部に遊水室下部層9を設け、その遊水室下部層9の前部上面を、前記各継手1,2の上端部よりも低い位置に配置し、遊水室下部層9の上部に遊水室10を設ける。

請求項（抜粋）：

下側に継手1,2を備えている多数の壁体構成部材3を、前記継手1,2を噛み合わせて水底地盤4に打設して、上側に通水用スリット5を有する壁体6を構成し、その壁体6から陸側に離れた位置において、後部杭17を水底地盤4に打設し、前記後部杭17との間の下部に遊水室下部層9を設け、その遊水室下部層9の前部上面を、前記各継手1,2の上端部よりも低い位置に配置し、遊水室下部層9の上部に遊水室10を設けたことを特徴とする遊水室を有する水域構造物。