特許
J-GLOBAL ID:200903078895767870

高周波切開切除具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333056
公開番号(公開出願番号):特開平9-168546
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】切開切除された病変部を、体腔内に落とすことなく容易に回収でき、かつ、把持部の把持力及び耐久性を向上させる。【解決手段】高周波切開切除具としての高周波スネア1は、可撓性外管2と、この可撓性外管2から突出させたループ状の切開用ワイヤ8と、可撓性外管2の先端に形成され、切開用ワイヤ8により緊縛された病変部12を把持する把持部10と、可撓性外管2の外周に進退自在に設けられた可撓性カバー管9とを主要な構成要素として構成されている。把持部10が病変部12を把持した状態で、把持部10の外周に可撓性カバー管9を移動させると、把持部10に外力が加わり、把持部10の病変部12に対する把持力が増加する。また、体外への回収の際、把持部10の基端側は可撓性カバー管9内に収納されているので、シャベル状部10′の先端側が体腔内壁に引っ掛かることがなく、把持部10の劣化を防ぐことができ、耐久性が向上する。
請求項(抜粋):
可撓性外管から突出させたループ状の切開用ワイヤで病変部を緊縛し、高周波電流を流すことにより前記病変部を切開切除する高周波切開切除具において、前記可撓性外管の先端に形成され、前記切開用ワイヤにより緊縛された病変部を把持する把持部と、前記可撓性外管の外周に進退自在に設けられ、前記把持部の外周に移動させることにより、前記把持部に外力を加え、該把持部の把持力を増加させる可撓性カバー管と、を具備することを特徴とする高周波切開切除具。

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