特許
J-GLOBAL ID:200903078900090832

蓄熱式ラジアントチューブバーナの燃焼方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-277388
公開番号(公開出願番号):特開平7-103435
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 蓄熱式ラジアントチューブバーナの、燃焼切替時の排ガスパージをなくし、不完全燃焼を解消する。【構成】 バーナ{メインバーナ部(ノズル4)}を交互に燃焼させ、バーナが非燃焼時にその蓄熱体2を通過する燃焼排ガス顕熱が前記蓄熱体2に蓄熱される。燃焼側バーナにおいて、燃焼開始時は空気比1.1 で燃焼させる。燃焼開始後しばらくは、空気比を1.1 で一定として燃焼し、一定時間経過後、燃焼切替前に空気比を2.1 に変更する。これにより、燃焼排ガス中の酸素濃度が10%以上となった後、バーナの燃焼を燃焼バーナ側から未燃焼バーナ側に切り替える。切替後の燃焼開始時、残存燃焼排ガス中の酸素濃度が10%以上なのでこれが燃焼用空気として使用されても不完全燃焼が生じない。このようにして、燃焼切替時のパージなしでバーナを交互に燃焼させる。
請求項(抜粋):
ラジアントチューブの両端の各々にバーナを配置し、前記バーナの各々は燃焼用空気および燃焼排ガスが通過する蓄熱体を有し、前記バーナの各々を交互に燃焼させ、バーナが非燃焼時にそのバーナの蓄熱体を通過する燃焼排ガスの熱を前記蓄熱体に伝熱、蓄熱させ、バーナが燃焼時にその蓄熱体に蓄熱された熱を通過する燃焼用空気が抜熱し予熱されるサイクルを繰り返す蓄熱式ラジアントチューブバーナの燃焼方法において、一方のバーナの燃焼開始時から空気比1程度で燃焼し、次いで、燃焼終了時直前から燃焼終了時まで2以上の空気比で燃焼し、次いで、他方のバーナへ燃焼切替を行うことを特徴とする蓄熱式ラジアントチューブバーナの燃焼方法。
IPC (2件):
F23D 14/66 ,  F23D 14/12

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