特許
J-GLOBAL ID:200903078902786451

マスタ・シリンダおよびそのオイル充填方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 辰也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-329737
公開番号(公開出願番号):特開2001-146156
出願日: 1999年11月19日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】 マスタ・シリンダの油圧回路に真空排気と加圧オイルの切換を利用してオイルを確実に充填する。【解決手段】 マスタ・シリンダ30のボデー1のプッシュロッド4側端部にはダストカバー13がシリンダ室2のピストン3の外側に気密室2bを形成するように被着され、ボデー1には気密室2bに連通する接続口18が開設されている。オイル充填方法の排気時の真空は気密室2bには接続口18に接続の分岐路50から、圧力室2aにはオイルリザーバ31に接続の排気路47から印加される。真空排気後のオイル充填時、圧力室2aにはオイル36がオイルリザーバ31の給油口31aに接続された給油路43から油圧ポンプ42で充填される。【効果】 ピストン両側への真空同時印加でピストンの移動が防止されるため、マスタ・シリンダ下流系内のエアを排気できオイルを確実に充填できる。
請求項(抜粋):
シリンダ室が形成されたボデーと、前記シリンダ室に軸方向に摺動自在に嵌合されたピストンと、前記ボデーの片側に配置されて前記ピストンに突合されたプッシュロッドとを備えているマスタ・シリンダにおいて、前記ボデーにおける前記プッシュロッド側端部に前記シリンダ室における前記ピストンの前記プッシュロッド側に気密室を形成するダストカバーが被せ着けられており、前記ボデーの端部には排気路を接続するための接続口が前記気密室に連通するように開設されていることを特徴とするマスタ・シリンダ。
Fターム (4件):
3D047BB36 ,  3D047CC07 ,  3D047FF01 ,  3D047FF22

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