特許
J-GLOBAL ID:200903078917086405

ゼオライト活性化グアノ燐酸塩およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-238234
公開番号(公開出願番号):特開平5-070274
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、土壌を長期間に亘って肥沃に保持する特性、酸性化した土壌を中和する特性、および土壌において再生効率が高い特性を有するゼオライト活性化グアノ燐酸塩およびその燐酸塩を安価に製造し得る製造方法を提供することにある。【構成】本発明に係るゼオライト活性化グアノ燐酸塩の製造方法は、粗粉砕機1および中間粉砕機2を使用してグアノ燐酸鉱物を10メッシュ程度の粒状に粉砕し、粉砕物をロータリキルン3内で加熱処理した後に冷却し、しかる後に微粉砕機4を使用して100メッシュ程度の粉末状に粉砕し、さらに粉砕したグアノ燐酸鉱物粉末中の無水リン酸含有量を分析し、分析したグアノ燐酸鉱物粉末と天然ゼオライト粉末とを混合する工程から成り、最終製品としてのゼオライト活性化グアノ燐酸鉱物中の無水リン酸含有量は重量比で18%に調整される。
請求項(抜粋):
粗粉砕機および中間粉砕機を使用してグアノ燐酸塩および天然ゼオライトをそれぞれ粉砕する工程と、粉砕した天然ゼオライトを2方向に分配する工程と、同軸上に配設した内筒および外筒を備え内筒と外筒との間の空間を燃焼室として使用するロータリキルンの内筒に粉砕したグアノ燐酸塩を搬送し、温度700〜800°Cで加熱する工程と、加熱したグアノ燐酸塩を約300°Cまで冷却する工程と、冷却したグアノ燐酸塩と上記分配した一方の天然ゼオライトとを混合する工程と、この混合物を冷却する工程と、冷却した混合物を100メッシュ程度の微細に粉砕し、グアノ燐酸塩粉末を得る工程と、得られたグアノ燐酸塩粉末中の無水リン酸含有量を分析する工程と、分析されたグアノ燐酸塩粉末と上記分配した他方の天然ゼオライトとを混合し、混合物中における無水リン酸の重量割合が18%となるように調整することによりゼオライト活性化グアノ燐酸塩を得る工程と、から成ることを特徴とするゼオライト活性化グアノ燐酸塩の製造方法。
IPC (3件):
C05G 3/04 ,  C05F 3/02 ,  C09K 17/00

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