特許

J-GLOBAL ID：200903078918780470

電気泳動画像処理方法,電気泳動画像処理装置,電気泳動画像処理プログラム,電気泳動画像表示方法,電気泳動画像表示装置及び電気泳動画像表示プログラム

発明者： ルイス アルバルツ ,  工藤 重樹 ,  小島 恵美子
出願人/特許権者： 三菱化学株式会社
代理人 (1件)： 真田 有
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-214109
公開番号（公開出願番号）：特開2003-029304
出願日： 2001年07月13日
公開日（公表日）： 2003年01月29日
要約：

【要約】【課題】 電気泳動パターンを撮像した電気泳動画像のコントラストを強調させて目視で容易にスポットを確認できるようにする。【解決手段】 電気泳動画像を画像処理する電気泳動画像処理装置であって、電気泳動画像の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、電気泳動画像のコントラストが強調されるように画像処理する画像データ処理手段と、入力手段と、出力手段とを備える。ここで、画像データ処理手段が、電気泳動画像の画像データから着目点画素の輝度値Lを読み込み、着目点画素の変換後の輝度値dを設定し、ゲイン値kを設定する。そして、電気泳動画像の画像データを構成する各画素の撮像輝度値Xのそれぞれを、着目点画素の輝度値Lと、着目点画素の変換後の輝度値dと、ゲイン値kとに基づいて、式X′=k(X-L)+dによって変換して変換輝度値X′とし、この変換輝度値X′からなる電気泳動画像の画像データを出力手段へ出力して表示させる。

請求項（抜粋）：

電気泳動パターンを染色したものを撮像して得られる電気泳動画像のコントラストを強調すべく画像処理装置によって画像処理する電気泳動画像処理方法であって、前記画像処理装置の画像データ処理手段が、前記画像処理装置の画像データ記憶手段に記憶されている前記電気泳動画像の画像データから前記画像処理装置の入力手段を介して特定される着目点に対応する画素の輝度値Lを読み込み、前記画像データ処理手段が、前記着目点に対応する画素の変換後の輝度値dを、前記入力手段からの指令に基づいて設定するか、又は前記着目点画素の輝度値Lと等しい値に設定し、前記画像データ処理手段が、前記電気泳動画像のコントラストが強調されるように前記入力手段からの指令に基づいてゲイン値kを設定し、前記画像データ処理手段が、前記電気泳動画像の画像データを構成する各画素の撮像輝度値Xのそれぞれを、前記着目点画素の輝度値Lと、前記着目点画素の変換後の輝度値dと、前記ゲイン値kとに基づいて、次式によって変換して変換輝度値X′とし、X′=k(X-L)+d前記画像データ処理手段が、前記変換輝度値X′からなる電気泳動画像の画像データを前記画像処理装置の出力手段へ出力することを特徴とする、電気泳動画像処理方法。