特許
J-GLOBAL ID:200903078928683413

電子時計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-090392
公開番号(公開出願番号):特開平11-287876
出願日: 1998年04月02日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 裏ブタ・胴間の温度差を利用して熱電素子を用いて発電する電子時計において、外装構造に用いられる裏ブタ・胴間の断熱材に流れる無駄な熱流を低減し、熱電素子に流れる熱を増加させ、熱発電効率を改善する。【解決手段】 裏ブタ1と断熱材2との間、及び、断熱材2と胴4の間に断熱材2の径方向断面積に比べて小さい断面積の防水パッキン7、8を配置し、このパッキン7、8の太さを大きくすることにより裏ブタ1と断熱材2、断熱材2と胴4とが直接接触しない構造としている。これにより断熱材2の熱抵抗に加えてパッキン7、8の熱抵抗が直列に接続され、断熱材に流れる熱を低減する事ができ、発電効率を向上する事ができる。
請求項(抜粋):
熱伝導性の高い裏ブタと、熱伝導性の高い胴と、前記裏ブタと胴の間に挟み込まれた熱伝導性の低い断熱部材を有し、熱伝導部材を介して熱発電素子に前記裏ブタ及び胴の温度を伝え、この温度差により発電し、発電した電力を時計の駆動電力に利用する電子時計において、前記裏ブタと断熱材との間、断熱材と胴の間の片方または両方に前記断熱材の径方向断面積に比べて小さい断面積を有し、高さの大きい防水パッキンを設け、前記裏ブタと断熱材、断熱材と胴の片方または両方の対向面のほとんどが直接接触しない構造としたことを特徴とする電子時計。
IPC (5件):
G04C 10/00 ,  G04B 37/11 ,  G04G 1/00 310 ,  H01L 35/30 ,  H01L 35/32
FI (5件):
G04C 10/00 C ,  G04B 37/11 M ,  G04G 1/00 310 Y ,  H01L 35/30 ,  H01L 35/32 Z

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