特許
J-GLOBAL ID:200903078930696000

駆動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲高▼橋 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059546
公開番号(公開出願番号):特開平5-223134
出願日: 1992年02月12日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 ロックアップ機構を備えた駆動力伝達装置において、脱輪時の脱出性能を犠牲にすることなく、中高速でのコーナリングの時における旋回からの飛び出しを回避すること。【構成】 ハウジング21内にハウジング21の端壁に設けられた円周方向のカム面21Aに係合するカム係合体29を前記ハウジング21との相対回転によって前記多板クラッチ25を押圧する推力を発生するように装着し、前記カム係合体29をハウジング21のカム面21Aに係合する方向に付勢するスプリング12をハウジング21の中央突出部211の外周面212に載置され且つカム係合体29の内周壁291との間に介挿されたコイルスプリング11により内方に付勢されたウエイト10のテーパ面102に係合させることによって、車速に応じてスプリング12の付勢力が変化する駆動力伝達装置。
請求項(抜粋):
相対回転可能なハウジングと回転軸との間でトルクを伝達する多板クラッチと、この多板クラッチを押圧するピストンと、前記ハウジングと回転軸との差動回転に応じた油圧力を前記ピストンに作用させる油圧発生手段とを備えた駆動力伝達装置において、前記ハウジング内にハウジングの端壁に設けられた円周方向のカム面に係合するカム係合体を前記ハウジングとの相対回転によって前記多板クラッチを押圧する推力を発生するように装着し、このカム係合体に前記多板クラッチの複数のアウタプレートを回転方向にそれぞれ係合し、これらアウタプレートの各間に配置される多板クラッチの複数のインナプレートを前記回転軸にそれぞれ係合し、前記カム係合体をハウジングのカム面に係合する方向に付勢するスプリングの付勢力を車速に応じて変化させる付勢力制御手段を設けてなる駆動力伝達装置。
IPC (2件):
F16D 43/284 ,  B60K 17/20

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