特許
J-GLOBAL ID:200903078938811550

燃料電池用の電極および発電層の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355382
公開番号(公開出願番号):特開平10-189005
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 十分なガス透過性と導電性を有する電極と電解質膜との接合体を製造する。【解決手段】 亜鉛粉末に熱を加えて3次元構造の構造体を焼成し、これを粉砕して3次元構造の造孔剤を形成する(S100)。これを触媒を担持したカーボン微粒子と共に溶媒に分散させてペースト状のインクとし(S110)、シート状の電極形成部材を形成する(S120)。そして、形成した電極形成部材を乾燥させ(ステップS130)、乾燥させた電極形成部材を電解質膜の両面にホットプレス法により接合し(S140)、得られた接合体を希硫酸で煮沸して造孔剤を溶出させて(S150)、電極と電解質膜との接合体である発電層を完成する。発電層の電極には3次元構造の造孔剤によって3次元的に連通した細孔が形成されるから、電極は十分なガス透過性と導電性とを有するものとなる。
請求項(抜粋):
燃料電池に用いられる電極の製造方法であって、所定の溶液に溶解可能な材料により3次元構造の造孔剤を形成する造孔剤形成工程と、該形成された造孔剤と触媒を担持したカーボン粒子とを所定の溶媒に分散させてインクを調整するインク調整工程と、該調整されたインクによりシート状の電極形成部材を形成する電極形成部材形成工程と、該形成された電極形成部材に含まれる前記所定の溶媒を乾燥させる乾燥工程と、該乾燥させた電極形成部材を前記所定の溶液に浸漬して前記造孔剤を溶出させる溶出工程とを備える電極の製造方法。
IPC (3件):
H01M 4/88 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M 4/88 Z ,  H01M 8/02 E ,  H01M 8/10

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