特許
J-GLOBAL ID:200903078939439441

坂道発進補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269838
公開番号(公開出願番号):特開平8-133030
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 車両が下り坂に前傾状態で所定時間にわたって停車したときに、変速機が前進発進位置に設定された状態であっても、自動的にブレーキ圧力を保持させ坂道発進補助動作を行えるようにする。【構成】 ストップランプ・スイッチの出力が制動状態を示し車速が零であるときに制御弁に対してブレーキ圧力を保持させるための制御信号を送出し、勾配センサの出力値が所定値を越えて車両が前傾状態にありかつ変速機が前進位置に設定されたときにはブレーキ圧力を保持させるための制御信号の発生を禁止し、車速が零である状態が所定時間(30〜60秒)にわたり継続したときにはブレーキ圧力を保持させるための制御信号を送出する。【効果】 下り坂の前方に踏切があり鉄道車両の通過待ちのとき、あるいは下り坂での渋滞で常時発進待ちをしているときなどの運転者の負担を軽減することができる。
請求項(抜粋):
ストップランプ・スイッチと、クラッチストローク・センサと、回転センサと、変速レバーのニュートラルを示すニュートラル・スイッチと、勾配センサとを備え、ブレーキ・ペダルが解放されても制御信号にしたがってブレーキ圧力を保持する制御弁と、前記各センサの出力を入力とし前記制御信号を送出するプログラム制御回路とを備え、このプログラム制御回路は、前記ストップランプ・スイッチの出力が制動状態を示し車速が零であるときに、前記制御弁に対してブレーキ圧力を保持させるための制御信号を送出する制御手段を備えた坂道発進補助装置において、前記勾配センサの出力値が所定値を越えて前傾状態にあり、かつ変速機が前進に設定されたときには前記ブレーキ圧力を保持させるための制御信号の発生を禁止する手段と、前記車速が零である状態が所定時間t以上継続するときには、前記禁止する手段の動作を解除する手段とを含むことを特徴とする坂道発進補助装置。

前のページに戻る