特許
J-GLOBAL ID:200903078939706504

エンジン駆動冷媒圧縮循環式熱移動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-118256
公開番号(公開出願番号):特開平10-306954
出願日: 1997年05月08日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 空調装置等としての機能を満足しつつ、エンジンの廃熱に加えて冷媒の廃熱を有効利用し、熱利用機器に充分な熱量を供給し得るようにする。【解決手段】 圧縮機5から吐出した冷媒を凝縮器(冷房時には室外熱交換器35)、膨張弁、蒸発器(冷房時には室内熱交換器)を経て圧縮機5に戻すように循環させる冷媒回路10を備え、圧縮機5がエンジン2により駆動されるようになっているものにおいて、エンジンの冷却水回路50に、廃熱回収用の熱交換器52,53と放熱用熱交換器57とが設けられるとともに、冷媒熱吸収用熱交換器36が設けられている。この冷媒熱吸収用熱交換器36は、冷房時に凝縮器となる室外熱交換器35を迂回するバイパス通路13cの高圧冷媒の熱を吸収するものであり、上記バイパス通路13cに対し、冷媒流動量の割合を調節するリニア三方弁37が設けられている。
請求項(抜粋):
圧縮機から吐出した冷媒を凝縮器、膨張弁、蒸発器を経て圧縮機に戻すように循環させる冷媒回路を備え、上記圧縮機がエンジンにより駆動されるようになっているエンジン駆動冷媒圧縮循環式熱移動装置において、エンジンの廃熱を熱交換用液体に吸収させる廃熱回収用熱交換器と、上記熱交換用液体から熱を取出して熱利用機器に供給するための放熱部と、上記熱交換用液体を廃熱回収用熱交換器及び放熱部にわたって流動させる液体通路と、この液体通路の途中に配置され、凝縮器を迂回して膨張弁に至るバイパス通路の高圧冷媒の熱を吸収する冷媒熱吸収用熱交換器と、圧縮機から凝縮器を経て膨張弁に冷媒を流動させる主高圧冷媒通路の冷媒流動量に対する上記バイパス通路の冷媒流動量の割合を調節する弁手段とを設けたことを特徴とするエンジン駆動冷媒圧縮循環式熱移動装置。
IPC (5件):
F25B 27/02 ,  F01P 3/20 ,  F01P 3/22 ,  F25B 13/00 ,  F25B 13/00 341
FI (5件):
F25B 27/02 F ,  F01P 3/20 E ,  F01P 3/22 M ,  F25B 13/00 J ,  F25B 13/00 341 D

前のページに戻る