特許
J-GLOBAL ID:200903078940612688

精神分裂病により発現量が変化する遺伝子を規定する核酸を解析する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-228038
公開番号(公開出願番号):特開2003-038198
出願日: 2001年07月27日
公開日(公表日): 2003年02月12日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、遺伝子発現を指標とした精神分裂病の客観的診断に資すために、精神分裂病により発現量が変化する遺伝子を規定する核酸の発現量を統計学的に評価する方法をを提供することを目的とする。【解決手段】 本発明により、被験者において精神分裂病により発現量が変化する遺伝子を規定する核酸の発現量が、統計学的に健常人の発現量の範囲内にあるかを解析する方法が提供された。本方法は、被験者から採取した試料において、精神分裂病により発現量が変化する遺伝子を規定する核酸及び/又は前記精神分裂病により発現量が変化する遺伝子を規定する核酸がコードするタンパク質の発現量を定量する工程を含むことを特徴としている。
請求項(抜粋):
被験者において精神分裂病により発現量が変化する遺伝子を規定する核酸の発現量が、統計学的に健常人の発現量の範囲内にあるかどうかを解析する方法であって、被験者から採取した試料において、精神分裂病により発現量が変化する遺伝子を規定する核酸(その断片及びその核酸と相補的な核酸を含む)及び/又は前記精神分裂病により発現量が変化する遺伝子を規定する核酸がコードするタンパク質(その断片を含む)の発現量を測定して定量値を求める工程、及び前記定量値が正常群の範囲内であるかを統計学的に解析する工程を含み、前記精神分裂病により発現量が変化する遺伝子を規定する核酸が、以下のタンパク質群:(1)血管内皮成長因子前駆体(GenBank No.M32977 )(2)jun-B (GenBank No.M29039 )(3)ets 領域蛋白質elk-3 (GenBank No.Z36715 )(4)WSL 蛋白質(GenBank No.Y09392 )(5)2型細胞骨格8ケラチン(GenBank No.M34225 )(6)酸性繊維芽細胞成長因子(GenBank No.X65778 )(7)アポリポ蛋白質E 前駆体(GenBank No.M12529 )(8)リソゾーム結合膜糖蛋白質2前駆体(GenBank No.J04183 )(9)β-キマエリン(GenBank No.L29126 )(10)γ-アミノブチル酸受容体α3サブユニット前駆体(GenBank No.S62908)(11)ras 関連蛋白質RAP-1A(GenBank No.M22995 )(12)ガンマ・グルタミルシステイン合成酵素(GenBank No.M90656 )(13)リンパ球機能関連抗原3前駆体(GenBank No.Y00636 )(14)ミリストイル化アラニン豊富C キナーゼ基質(GenBank No.M68956 )をコードして上記括弧内にGenBank 受付番号が示された核酸群に含まれる核酸であることを特徴とする方法。
IPC (5件):
C12Q 1/68 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/68 ,  C12N 15/09
FI (5件):
C12Q 1/68 A ,  G01N 33/15 Z ,  G01N 33/50 Z ,  G01N 33/68 ,  C12N 15/00 A
Fターム (21件):
2G045AA29 ,  2G045AA35 ,  2G045CB01 ,  2G045CB19 ,  2G045DA13 ,  2G045DA36 ,  2G045FB02 ,  4B024AA11 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024HA14 ,  4B063QA12 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR55 ,  4B063QR82 ,  4B063QS12 ,  4B063QS34 ,  4B063QS39 ,  4B063QX07

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