特許
J-GLOBAL ID:200903078945669998

脱リン材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安倍 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358340
公開番号(公開出願番号):特開平10-192843
出願日: 1996年12月28日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 脱リン材としての容積効率を飛躍的に高める。脱リンでの廃棄物量、処分費用を大幅に低減する。脱リン材を容易に作製する。【解決手段】 短繊維または粒状物質を核物体とし、珪酸質原料と石灰質原料とを主原料としたスラリーを、これに付着させる。モールドで成型し、脱型後、高温高圧養生する。180°C,10atmの条件下水中でオートクレーブ養生する。この結果、内部に連続空隙を有する珪酸カルシウム水和物の脱リン材が製造される。この脱リン材は、リンを含む汚水中に投入される。脱リン材は、その内部に連続空隙を有しているため、アパタイトの析出サイトである珪酸カルシウム水和物とリン含有水との接触面積が増大し、リンの吸着効率が極めて高い。
請求項(抜粋):
珪酸カルシウム水和物を主たる構成物とする脱りん材であって、短繊維または粒状物質を核物体としてこれに珪酸カルシウム水和物を付着することにより、その内部に連続空隙を形成したことを特徴とする脱リン材。
IPC (3件):
C02F 1/28 CDQ ,  C02F 1/28 ,  C02F 1/58 CDQ
FI (3件):
C02F 1/28 CDQ E ,  C02F 1/28 CDQ P ,  C02F 1/58 CDQ R
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特公平2-028535
  • 特開昭63-042788
  • 特開昭62-183898
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