特許
J-GLOBAL ID:200903078950001431

三次元加工におけるオフセット処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261367
公開番号(公開出願番号):特開平10-083214
出願日: 1996年09月09日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 切削加工の精度を維持したままで、補間オフセット面のデータや切削加工データの量を少なくすることのできる三次元加工におけるオフセット処理方法を提供することである。【解決手段】オフセット間に生じる隙間を補間する際、隣接する小区域の数が2個の場合には、法線2等分法により相対向する2個のオフセット点から代表点を求め、その代表点とオフセット点で囲われる部分を補間オフセット面とし、隣接する小区域の数が3以上の場合には、まず、上記と同様の方法で、代表点を求めこの代表点を結んで稜線とする。そして、各小区域の法線の交わる角度が90度以上の場合には、上記稜線のうち隣接する2個の小区域間の角度が最も鋭角となる小区域に対応するオフセット面間の稜線と、この稜線と最も垂直に近い状態で交わるオフセット面の交点を頂点とする。また、各小区域の法線の交わる角度が90度以下の場合には、各小区域の端部における法線ベクトルを順次2個づつ合成していくことにより頂点を求め、この頂点と代表点とオフセット点を結んだ部分を補間オフセット面とする。
請求項(抜粋):
三次元曲面を複数の小区域に分割し、その各小区域を上記三次元曲面の外側に向けて棒状加工具の太さの半径分平行移動させた位置に位置するようオフセット面を求め、その際、各オフセット面間に生じる隙間を補間するためのオフセット処理方法であって、隣接する小区域の数が2個の場合、その2個の小区域の共通する辺における両端のそれぞれ相対向する2個のオフセット点から法線2等分法により代表点を求め、この2個の代表点と上記2個の小区域のうちの一方の小区域の2個のオフセット点で囲われる部分および上記2個の代表点と他方の小区域の2個のオフセット点で囲われる部分を補間オフセット面とし、隣接する小区域の数が3以上で、その各小区域の法線の交わる角度が90度以上の場合は、上記と同様の方法でそれぞれ隣接する2個の小区域の代表点を求めてその代表点を結ぶ線を稜線とし、このうち隣接する2個の小区域間の角度が最も鋭角となる小区域間の稜線とこの稜線と最も垂直に近い状態で交わるオフセット面の交点を頂点とし、この頂点と上記代表点とオフセット点で囲われるそれぞれの三角形の面を補間オフセット面とし、隣接する小区域の数が3以上で、その各小区域の法線の交わる角度が90度以下の場合は、上記と同様の方法によりそれぞれ隣接する2個の小区域の代表点を求めるとともに、各小区域の端部における法線ベクトルを近接するものから順次合成していくことにより頂点を求め、この頂点と上記代表点とオフセット点で囲われるそれぞれの三角形の面を補間オフセット面として、上記各オフセット間に生じる隙間を補間することを特徴とする三次元加工におけるオフセット処理方法。
IPC (4件):
G05B 19/4097 ,  G05B 19/4093 ,  G06F 17/50 ,  G06T 17/00
FI (4件):
G05B 19/403 B ,  G05B 19/403 F ,  G06F 15/60 620 E ,  G06F 15/62 350 A

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