特許
J-GLOBAL ID:200903078954319797
ランチャ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-270381
公開番号(公開出願番号):特開2001-091192
出願日: 1999年09月24日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は地上等から飛しょう体を発射するためのランチャに関する。従来のランチャは、発射初速度を大きくするためにレールの長さを長くすると、第1ハンガ離脱後においてチップオフレートが発生し、また、これを防止しようとすると、レール長さが短くなり発射初速度が小さくなり、風等の影響を大きく受けるようになる不具合があった。本発明は、このような不具合を解消できるランチャを提供することを課題とする。【解決手段】 本発明のランチャは、ブーム3前半部に敷設され第1ハンガ5を走行させる直線状の第1レール10と、第1レール10と平行に配置され、ブーム3後半部が直線滑走路にされるとともに、直線滑走路に連続してブーム3前半部に曲線滑走路を設けた第2レール11からなるものにして、第1ハンガ5離脱後の飛しょう体の重力による落下を第2レール11に設けた曲線路で補償し、第1ハンガ5離脱後においてもチップオフレートが生じないものにでき、さらには第2レールをブーム3の全長にわたって設けることができ、飛しょう体1の発射初速度を大きくすることができる。
請求項(抜粋):
支持台に必要な射角にされて支持されているブームに敷設されたレールでガイドして、地上もしくは船上から飛しょう体を発射させるランチャにおいて、前記ブームの前半部側面に敷設された直線状の直線滑走路を持つ第1レールと、前記ブームの後半部側面に敷設された直線状の直線滑走路および前記直線滑走路に連続させて前記ブームの前半部側面に敷設された曲線滑走路から形成された第2レールとを有し、前記第1レールを走行する第1ハンガが前記第1レールから離脱後、前記飛しょう体が重力により落下する量と前記曲線滑走路の前記ブームから鉛直下方への離隔量とを同一とすることにより、前記飛しょう体の重力落下に基づく前記第2レールを走行している第2ハンガに生じる反力をなくするとともに、前記第2レール終端まで走行する前記飛しょう体のロール方向の運動を拘束したことを特徴とするランチャ。
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