特許
J-GLOBAL ID:200903078958189723

冷却ファンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-106621
公開番号(公開出願番号):特開平11-294164
出願日: 1998年04月16日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 冷却ファンの回転数制御の適正化を図る。【解決手段】 冷却水の水温とエンジン負荷域に応じて電制サーモスタット10の開閉量を制御して、低負荷域では冷却水の水温を許容限度ギリギリにコントロールして燃費向上に貢献すると共に、高負荷域においては車両の急加速、急減速時など急激な水温上昇に備えて、早めにラジエータ5への経路を開放し、冷却ファン11により効果的に冷却水を空冷することができると共に、電制サーモスタット10の開閉量に連動して冷却ファン11の回転数Dを制御するようにしているため、冷却ファン11の無駄な稼働を防止できて、冷却ファンの回転に伴う騒音発生時間の増大、耐久性低下、燃費の悪化といった各種不具合を解消できることは勿論、エンジンルームの熱環境を適正に保ち、周辺部品への熱による影響を最小限に抑えることができる。
請求項(抜粋):
エンジンの冷却水の熱を放熱するためのラジエータと、該ラジエータに対向して設けられた冷却ファンと、前記エンジンとラジエータとの冷却水通路途中に設けられ、冷却水の流量を規制する開弁量が制御されるサーモスタットとを備えた冷却ファンの制御装置であって、エンジンから排出される冷却水の水温を検出する水温検出手段と、エンジン回転数およびエンジントルクからエンジン負荷を算出し、算出されたエンジン負荷が、予め設定された低負荷域と高負荷域との少なくとも2つのエンジン負荷域の何れにあるかを判定するエンジン負荷判定手段と、前記水温検出手段により検出された冷却水の水温と、エンジン負荷判定手段により判定されたエンジン負荷域に応じてサーモスタットの開弁量を制御するサーモ開閉量制御手段と、サーモスタットの開弁量に連動して冷却ファンの回転数を制御する回転数制御手段とを備えたことを特徴とする冷却ファンの制御装置。
IPC (4件):
F01P 7/16 502 ,  F01P 7/16 ,  F01P 7/04 ,  F01P 7/12
FI (4件):
F01P 7/16 502 A ,  F01P 7/16 502 Z ,  F01P 7/04 N ,  F01P 7/12 C

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