特許
J-GLOBAL ID:200903078963021792

チェインコードによる形状判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-060506
公開番号(公開出願番号):特開平5-266200
出願日: 1992年03月17日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 他の部品に装着されて輪郭が不鮮明な特定の部品(被検体)を認定するのに好適な形状判定方法を提供する。【構成】 画像メモリに格納した輪郭の鮮明な基準の被検体の二値化像上で基準の被検体の輪郭の外側及び内側に沿って輪郭追跡する外側チェインコード及び内側チェインコードを作成し、さらに画像メモリに格納した被検体の輝度画像上で外側及び内側チェインコードを用いて輪郭外側の総和輝度と輪郭内側の総和輝度を求め、これら総和輝度から基準の輝度比率を算出しておき、次に検査対象の被検体の輝度画像を画像メモリに格納し、検査対象の輝度画像上を外側チェインコード及び内側チェインコードそれぞれを走査させながら各総和輝度総和輝度を求めて輝度比率を算出し、その検査対象の輝度比率と基準の輝度比率を比較しそれらが同等の時に検査対象の被検体が基準のものと同一形状であると判定する。
請求項(抜粋):
輪郭の鮮明な基準の被検体を所定位置からビデオカメラで撮影し、二値化して、画像メモリに格納し、その画像メモリ上で基準の被検体の輪郭の外側に沿って輪郭追跡する経路を示す外側チェインコードと、基準の被検体の輪郭の内側に沿って輪郭追跡する経路を示す内側チェインコードとを作成しておき、一方、基準の被検体の画像を所定位置からビデオカメラで撮影し、アナログ/デジタル変換し、輝度画像として画像メモリに格納し、その輝度画像上で基準の被検体と外側チェインコードとを中心で合わせて外側チェインコード上の輝度を合算して外側総和輝度を求め、かつ基準の被検体と内側チェインコードとを中心で合わせて内側チェインコード上の輝度を合算して内側総和輝度を求め、内側総和輝度及び外側輝度から基準の輝度比率を算出しておき、次に検査対象の被検体を所定位置からビデオカメラで撮影し、アナログ/デジタル変換し、検査対象の輝度画像として画像メモリに格納し、その検査対象の輝度画像上を外側チェインコード及び内側チェインコードそれぞれを走査させながら外側総和輝度及び内側総和輝度を求め、さらに輝度比率を算出し、その検査対象の輝度比率と基準の輝度比率を比較して同等の輝度比率が検出された時に検査対象の被検体が基準の被検体と同一形状であると判定するチェインコードによる形状判定方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-089284

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