特許

J-GLOBAL ID：200903078971329984

クラッチレリーズ軸受装置

発明者： 大内 英男 ,  青木 周平
出願人/特許権者： 日本精工株式会社
代理人 (1件)： 岡部 正夫 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-078743
公開番号（公開出願番号）：特開平7-286629
出願日： 1994年04月18日
公開日（公表日）： 1995年10月31日
要約：

【要約】【目的】 部品点数を増加させないにもかかわらず、大幅に軽量化を達成できるクラッチレリーズ軸受装置を提供する。【構成】 ガイドスリーブ20は樹脂製であることから、クラッチレリーズ軸受装置の軽量化が図れ、更にばね部材30は、クラッチレリーズ軸受10をガイドスリーブ20に保持する機能と、シフトフォークに当接したときに生じる摩耗変形を低減させる機能とを併せ持つため、部品点数の増加を抑えることができる。

請求項（抜粋）：

互いに同心的に配置されかつ相対回転する内輪及び外輪を含み、一方の輪が固定され、回転する他方の輪がクラッチ装置の回転部材に当接するようになっているクラッチレリーズ軸受と、ガイド軸上に摺動自在に嵌合された円筒部と、入力部材から力を受けるフランジ部とを備える樹脂製の軸受保持部材と、該軸受保持部材に対して、該クラッチレリーズ軸受の該一方の輪を半径方向に移動可能となるよう保持する連結部材とからなっているクラッチレリーズ軸受装置において、前記連結部材はばね性を有する鋼板からできており、更に前記軸受保持部材に当接する中央柱部と、前記一方の輪に当接する押圧部と、該中央柱部と該押圧部とを連結する梁部と、前記入力部材より入力を受けるアンビル部とからなっており、前記連結部材は組付により変形し、それにより前記押圧部が前記一方の輪を前記軸受保持部材に向かって付勢するようになっているクラッチレリーズ軸受装置。