特許
J-GLOBAL ID:200903078971931897
指紋認識方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏谷 昭司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-328484
公開番号(公開出願番号):特開平9-167229
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 指紋の隆線方向の検出を行う過程を含む指紋認識方法に関し、隆線の流れを滑らかに示すブロック毎の隆線方向の検出を可能とする。【解決手段】 指紋の二値画像を基に複数のブロック毎に隆線方向を求め、この隆線方向に基づいた空間フィルタ処理により多値画像を求め、その多値画像を二値画像に変換して、指紋の特徴点を抽出する過程を含む指紋認識方法に於いて、各ブロックの各画素の方向を検出して1〜8方向毎の画素数を求め、これをV1〜V8とするベクトルに変換し、各ベクトルの方向成分を求める。V1に対しては、V2’,V8’,-V4’,-V6’,-V5を求めて、V1に加算する。この加算値が最大となるベクトル対応の方向を隆線方向とする。
請求項(抜粋):
押捺指紋を撮像して得られた多値画像を二値化して二値画像とし、該二値画像を複数のブロックに分割し、各ブロック内の隆線方向を求め、該隆線方向に沿った前記多値画像に対する空間フィルタ処理を行った後、二値化して特徴点抽出を行う過程を含む指紋認識方法に於いて、前記各ブロック内の各画素を方向検出用マスクを用いて複数の方向の何れに属するかを検出し、該複数の各方向毎の画素数を求め、該各方向毎の画素数をベクトルに変換し、各ベクトルについてそれぞれの方向成分を加算した値の中の最大値を検出し、該最大値を示すベクトル対応の方向を該ブロックの隆線方向と判定する過程を含むことを特徴とする指紋認識方法。
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