特許
J-GLOBAL ID:200903078975236786

自走式クレーンにおけるフックブロック操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-009862
公開番号(公開出願番号):特開平8-198589
出願日: 1995年01月25日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 いかなる作業条件下においてもフックブロックの格納解除を容易且つ的確に行うことを可能とする。【構成】 ウィンチ用切換弁44の巻下側油路67と起伏用シリンダ10の起仰側油室10aとを連通用開閉弁61を介装した連通油路73を介して接続するとともに、上記連通用開閉弁61を連通側に駆動させるべく制御信号を出力するスイッチ手段31を設ける。かかる構成によれば、上記スイッチ手段31が操作され且つ上記ウィンチ用切換弁44が巻下げ側に操作されると、該ウィンチ用切換弁44からウィンチ用油圧モータ16に供給される圧油によりウィンチ15が巻下げ駆動されフックブロック12が格納位置から伸縮ブーム9の先端側へ回動せしめられるとともに、上記ウィンチ用切換弁44から上記ウィンチ用油圧モータ16へ供給される圧油の一部が上記起伏用シリンダ10の上記起仰側油室10aに供給され該起伏用シリンダ10が伸長して上記伸縮ブーム9が起仰駆動される。
請求項(抜粋):
起伏用シリンダ(10)によって起伏駆動される伸縮ブーム(9)と、該伸縮ブーム(9)の先端部に吊り下げられウィンチ(15)により巻上げ・巻下げ駆動されるフックブロック(12)と、少なくとも上記ウィンチ(15)を駆動するウィンチ用油圧モータ(16)への圧油の給排を制御するウィンチ用手動切換弁(44)と上記起伏用シリンダ(10)への圧油の給排を制御する起伏用手動切換弁(45)を備えるとともに、上記フックブロック(12)を上記伸縮ブーム(9)の先端部に接近した巻上げ上限位置からさらに巻上げることで該フックブロック(12)が該伸縮ブーム(9)の先端部に直接あるいは間接的に当接して上記伸縮ブーム(9)の基端方向に回動し該伸縮ブーム(9)の下面に沿った格納位置に格納される如くした自走式クレーンにおいて、上記ウィンチ用切換弁(44)の巻下側油路(67)と上記起伏用シリンダ(10)の起仰側油室(10a)とを連通用開閉弁(61)を介装した連通油路(73)を介して接続するとともに、上記連通用開閉弁(61)を連通側に駆動させるべく制御信号を出力するスイッチ手段(31)を設け、上記フックブロック(12)が格納位置に格納された状態において、上記スイッチ手段(31)の操作により上記制御信号が出力されるとともに、上記ウィンチ用切換弁(44)が巻下げ側に操作された時に、該ウィンチ用切換弁(44)から上記巻下側油路(67)を通って上記ウィンチ用油圧モータ(16)に供給される圧油により上記ウィンチ(15)が巻下げ駆動され上記フックブロック(12)が格納位置から上記伸縮ブーム(9)の先端側へ回動せしめられるとともに、上記ウィンチ用切換弁(44)から上記巻下側油路(67)を通って上記ウィンチ用油圧モータ(16)へ供給される圧油の一部が上記連通用開閉弁(61)を通って上記起伏用シリンダ(10)の上記起仰側油室(10a)に供給され該起伏用シリンダ(10)が伸長して上記伸縮ブーム(9)が起仰駆動される如く構成したことを特徴とする自走式クレーンにおけるフックブロック操作装置。
IPC (2件):
B66C 23/88 ,  B66C 23/82
引用特許:
審査官引用 (1件)

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