特許
J-GLOBAL ID:200903078979181870

座標入力装置における位置検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 高城郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127289
公開番号(公開出願番号):特開平8-305480
出願日: 1995年04月27日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 座標入力装置の位置検出方法において、高速のセンサコイル走査及びデータ転送を実現する。【構成】 並設された多数のセンサコイルと位置指示器との間の相互作用による主ピーク値及び副ピーク値を用いて座標値と位置指示器の傾きとを検出する方法において、一の座標軸に沿っての走査により、(1)主ピーク選択コイル群の検出信号と、(2)第1の副センサコイルの第1の副ピーク値と、(3)第2の副センサコイルの第2の副ピーク値と、を少なくとも得るセクタスキャンステップ;及びセクタスキャンの際に主ピーク選択センサコイル群から得られた検出信号の値を用いて補間計算により座標値を算出し、さらに第1の副ピーク値と第2の副ピーク値とを用いて傾きを算出する算出ステップ;を具備することを特徴とする。
請求項(抜粋):
多数のセンサコイルを座標軸方向に並設してセンサ面を形成するセンサ部と少なくともコイルを内蔵する位置指示器とを有する座標入力装置にて、前記センサコイル群のそれぞれの特定のセンサコイルと前記位置指示器との間の相互作用から求められる主ピーク値及び少なくとも1つの副ピーク値を含む検出信号の値を用いて少なくとも前記位置指示器による指示位置の座標値と当該位置指示器の前記センサ面に対する傾きとを検出する位置検出方法において、前記座標軸の一の特定座標軸に沿っての走査により、(1)前記主ピーク値を与える主センサコイルと、少なくとも補間計算により前記座標値を算出するために必要な数のセンサコイルとを含む主ピーク選択コイル群の検出信号と、(2)前記特定座標軸方向に対して前記主ピーク値の左側の第1の副ピーク値を与える第1の副センサコイルからの第1の検出ピーク値と、(3)前記特定座標軸方向に対して前記主ピーク値の右側の第2の副ピーク値を与える第2の副センサコイルからの第2の検出ピーク値と、を少なくとも得るセクタスキャンステップ;及び前記セクタスキャンの際に前記主ピーク選択センサコイル群から得られた前記検出信号の値を用いて補間計算により前記座標値を算出し、さらに前記第1の副センサコイルから得られた前記第1の検出ピーク値と前記第2の副センサコイルから得られた前記第2の検出ピーク値とを用いて前記傾きを算出する算出ステップ;を具備することを特徴とする座標入力装置における位置検出方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-024721
  • 特開昭56-038686

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