特許
J-GLOBAL ID:200903078981897514
並列計算機システムにおけるキャッシュ一貫性保証方法及びその並列計算機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-106193
公開番号(公開出願番号):特開2000-298653
出願日: 1999年04月14日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 他プロセッサノードとのキャッシュ一致制御の頻度を少くし、システムのメモリアクセススループットを向上させる【解決手段】 アクセス権メモリ及びアクセス権制御回路をノード制御回路内に設け、自ノードからのメモリアクセス時に、まずアクセス権メモリをチェックし、自ノードが既にアクセス権を持っている場合に他ノードのキャッシュ一致制御を省略する。また、アクセス権メモリの各エントリに、当該ラインが他ノード内のアクセス権メモリに登録されている可能性があることを示すCCビットを設け、自ノードのアクセス発行時にアクセス権メモリをチェックした結果、当該ラインがアクセス権メモリに登録されているにも係らず自ノードにアクセス権が存在しない場合、CCビットが1であるノードのみにキャッシュ一致制御要求を発行する。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサまたは複数のI/Oデバイスからアクセスされる共有メモリを有し、前期プロセッサまたはI/Oデバイスは複数のノードに分割されいる並列計算機システムのキャッシュ一貫性保証方法であって、共有メモリ上のあるブロックに対するアクセス権が自ノードに存在することを示すアクセス権エントリを複数登録する、各ノード毎に準備されたアクセス権メモリを用い、キャッシュ一貫性保証を必要とするプロセッサ又はI/Oデバイスの共有メモリアクセス時にアクセス権メモリをアクセスしてアクセス権状態を決定し、当該プロセッサ又はI/Oデバイスを含むノードがアクセス対象の共有メモリブロックのアクセス権を保持する場合には、他ノード上のキャッシュメモリのキャッシュ一致制御を行うことなく共有メモリブロックをアクセスし、当該プロセッサ又はI/Oデバイスを含むノードがアクセス対象の共有メモリブロックのアクセス権を保持しない場合には、他ノード上のキャッシュメモリのキャッシュ一致制御を行うと共に、必要に応じて共有メモリブロックをアクセスすることを特徴とするキャッシュ一貫性保証方法。
IPC (3件):
G06F 15/16 645
, G06F 12/08 310
, G06F 15/177 682
FI (3件):
G06F 15/16 645
, G06F 12/08 310 B
, G06F 15/177 682 J
Fターム (12件):
5B005KK02
, 5B005KK13
, 5B005MM01
, 5B005NN43
, 5B005NN53
, 5B005PP00
, 5B005PP21
, 5B005QQ02
, 5B005UU41
, 5B045DD01
, 5B045DD12
, 5B045GG11
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