特許
J-GLOBAL ID:200903078990375342

水棲生物による水質監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 信行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-031988
公開番号(公開出願番号):特開平9-229924
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 迅速な画像処理と正確な水質監視を可能とした水棲生物による水質監視装置を提供すること。【解決手段】 監視水槽1をカメラ12で撮影してテレビ14に映し、テレビ画面にライトペンLPで複数のセンサーポイントによる監視エリアEを設定し、魚感知装置13によりセンサーポイントの輝度レベル変化を検知して監視魚F,F’の移動位置を継続的に検出する。パソコン15により監視魚の移動位置に基づいて、複数の異常行動パターンの内監視魚が何れのパターンを呈しているかを検出し、2匹の監視魚F,F’が共に何れかの異常行動パターンを呈したときに警報動作を行うように構成する。【効果】 監視エリアを任意に設定し得て迅速な画像処理を実現し得ると共に複数の異常行動パターンの検出により正確な水質監視動作を実現し得る。
請求項(抜粋):
水棲生物を飼育する監視水槽を監視カメラで撮影してその映像をモニターテレビに映し、ポイント設定手段で該テレビ画面上の上記監視水槽の映像に対応した位置に複数のセンサーポイントを設定し、上記水棲生物の映像による各センサーポイントの輝度レベル変化を検出することで、上記水棲生物の位置を検出し得る水棲生物による水質監視装置であって、上記各センサーポイントの位置を認識すると共に、上記水棲生物の移動による各センサーポイントの輝度レベル変化を所定間隔毎に比較することで、上記水棲生物の位置に対応したセンサーポイント位置データを順次検出する感知手段と、同感知手段により検出した位置データに基づいて水棲生物の行動パターンの監視動作を行い、同監視動作によりその行動パターンが異常行動パターンであるか否かを検出する異常行動パターン検出手段と、同検出手段の異常行動パターンの検出に基づいて警報を行う警報手段とを具備し、上記異常行動パターン検出手段は、設定された監視時間内において順次入力する位置データを検出して、かかる位置データに基づいて上記監視時間内における水棲生物の移動距離を検出し、上記監視時間内における上記移動距離が設定値を越える場合は第1の異常行動パターンであると判断し、上記監視時間内に上記移動距離が設定値以下の場合は異常なしと判断する第1の監視動作を行うことを特徴とする水棲生物による水質監視装置。
IPC (3件):
G01N 33/18 ,  G06T 7/60 ,  G08B 23/00 520
FI (3件):
G01N 33/18 E ,  G08B 23/00 520 Z ,  G06F 15/70 350 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-179252
  • 特開平1-217265
  • 特開平2-069876

前のページに戻る