特許
J-GLOBAL ID:200903078990779869

偏光分離・変換素子並びにこれを用いた偏光照明装置及び投射型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 眞吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-275632
公開番号(公開出願番号):特開平8-114765
出願日: 1994年10月15日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】偏光分離・変換素子を薄くし、また、投射型表示装置の表示品質を向上させる。【構成】断面が直角2等辺3角形の柱状プリズム21の両側に対称的に、断面平行四辺形の柱状プリズム21〜24が配置され、プリズム間が、誘電体多層膜の偏光分離膜D1〜D3を介して接合され、外側のプリズム24の最外面に反射膜が被着されている。プリズム21から奇数番目の偏光分離膜D1及びD2は、入射p偏光を透過させ入射s偏光を透過させるのに対し、偶数番目の偏光分離膜D2は逆に入射s偏光を透過させ入射p偏光を反射させる。偏光分離・変換素子20Aの出射面での直線偏光を全て同一偏光にするために、プリズム22及び23の出射面に1/2波長板C1が被着されている。偏光分離膜D2を反射膜で置換した構成とすれば、より効果的である。
請求項(抜粋):
入射光を第1面において、透過光が第1直線偏光となり反射光が第2直線偏光となり且つ該第1直線偏光と該第2直線偏光の偏光面が互いに略直角になるように、該透過光と該反射光とに分離するための第1偏光分離手段と、入射光を該第1面と略平行な第2面において、透過光が該第2直線偏光となり反射光が該第1直線偏光となるように、該透過光と該反射光とに分離するための第2偏光分離手段と、該第1面と略平行な第3面で反射するための反射手段と、該第1直線偏光と該第2偏光との一方を他方に変換するための偏光変換手段と、を有し、該第1偏光分離手段と該第2偏光分離手段とが2以上配置され、少なくともその一端側に該反射手段が配置され、該反射手段を介さずに隣合う偏光分離手段の一方が該第1偏光分離手段で他方が該第2偏光分離手段であり、該第1偏光分離手段及び該第2偏光分離手段からの互いに略平行な出射光が該第1直線偏光と該第2偏光との一方になるように、該偏光変換手段が配置されていることを特徴とする偏光分離・変換素子。
IPC (4件):
G02B 27/28 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 530

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