特許
J-GLOBAL ID:200903078990826751

溶融亜鉛メッキ装置用筒状体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-204678
公開番号(公開出願番号):特開平6-049611
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 耐食性被覆層付き筒状体を、再研摩するだけの簡易な再生が可能なものとし、且つ、耐食性・耐摩耗性の点での耐用寿命も十分に長いものとする手段を提供する。【構成】 筒状本体11bを構成する内筒体2に対し、変形自在な外筒体3を、両筒体2,3間に隙間室Sを形成しつつ外嵌した状態に配置する。その隙間室Sに、Co:5〜50%、Ni:5〜30%、Fe:5〜30%、Cr:30%以下及びCr3C2:30%以下からなる群の中から、CoかNiかFeかの何れかを含むように選択された少なくとも1種の成分が合計で5〜50%となるように、且つ、残部が実質的にWC若しくはMo2Cとなるように全体組成を調整した粉末5を充填した上で、前記隙間を脱気しつつ密閉した後、前記粉末5の圧密化焼結を行うことにより、前記耐食性被覆層11aとしての圧密化焼結層を形成する。そして、前記外筒体3を除去する。
請求項(抜粋):
筒状本体(11b)の外周に耐食性被覆層(11a)を形成した溶融亜鉛メッキ装置用筒状体の製造方法であって、前記筒状本体(11b)を構成する内筒体(2)に対し、変形自在な外筒体(3)を、両筒体(2),(3)間に隙間室(S)を形成しつつ外嵌した状態に配置し、前記隙間室(S)に、Co:5〜50重量%、Ni:5〜30重量%、Fe:5〜30重量%、Cr:30重量%以下及びCr3C2:30重量%以下からなる群の中から、CoかNiかFeかの何れかを含むように選択された少なくとも1種の成分が合計で5〜50重量%となるように、且つ、残部が実質的にWC又はMo2Cとなるように全体組成を調整した粉末(5)を充填した上で、前記隙間を脱気しつつ密閉した後、前記粉末(5)の圧密化焼結を行うことにより、前記耐食性被覆層(11a)としての圧密化焼結層を形成した後、前記外筒体(3)を除去する溶融亜鉛メッキ装置用筒状体の製造方法。
IPC (3件):
C23C 2/00 ,  B22F 5/00 ,  B22F 7/04

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