特許
J-GLOBAL ID:200903078993782127

無線パケット周波数選択方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-301449
公開番号(公開出願番号):特開平11-136743
出願日: 1997年11月04日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【目的】 無線パケットを用いて無線基地局と移動局とが通信を行うシステムにおけるキャリア(周波数)の選択方法に関し、限られた周波数を有効に活用することのできる周波数選択方法の実現を目的とする。【解決手段】 無線基地局は下記に示す方法で選択した周波数で周期的に移動局への報知信号と無線パケット信号のタイミング同期を確立するビーコンを送信すると共に各周波数の干渉波レベルを測定し、それが全て許容されるレベル以下であれば、最も干渉波レベルが高い周波数を選択し、干渉波レベルが一部の周波数で許容干渉波レベル以下であれば、その中で干渉波レベルが最も高い周波数を選択し、干渉波レベルが全ての周波数で許容干渉波レベル以上であれば、許容干渉波レベル以上の干渉波数を上記ビーコンを受信することで数え、それが1波の場合はその周波数を選択し、干渉波数が最も少ない周波数が2波以上の場合は干渉波レベルが最も高い周波数を選択するように構成する。
請求項(抜粋):
複数の無線基地局、及びそれらと無線通信をする移動局とからなる系で、無線区間を伝送するデータがあるときに、該データが発生した後のスロットで、そのデータを、複数の中から1波を選択してその周波数を複数の無線基地局或いは移動局で共有する無線パケットとして送信する時分割多元接続を行うシステムにおいて、無線基地局は下記に示す方法で選択した周波数で周期的に移動局への報知信号と無線パケット信号のタイミング同期を確立するビーコンを送信し、該無線基地局は使用可能な全ての周波数の干渉波レベルを測定し、干渉波レベルがそれら全ての周波数で許容されるレベル以下である場合には、その全ての周波数の中で最も干渉波レベルが高い周波数を選択して、その周波数で無線基地局と移動局との間でパケット通信を行い、上記干渉波レベル測定結果が全てではなく一部の周波数で許容干渉波レベル以下である場合には、その許容干渉波レベル以下の干渉波の中で干渉波レベルが最も高い周波数を選択して、その周波数で無線基地局と移動局との間でパケット通信を行い、上記干渉波レベル測定結果が全ての周波数で許容干渉波レベル以上である場合には、許容干渉波レベル以上の干渉波数を上記ビーコンを受信することで数え、その干渉波数が最も少ない周波数が1波の場合はその周波数を選択してその周波数で無線基地局と移動局とのあいだでパケット通信を行い、その干渉波数が最も少ない周波数が2波以上の場合は干渉波レベルが最も高い周波数を選択してその周波数で無線基地局と移動局とのあいだでパケット通信を行うことを特徴とする無線パケット周波数選択方法。
IPC (2件):
H04Q 7/36 ,  H04Q 7/38
FI (2件):
H04B 7/26 105 D ,  H04B 7/26 109 N

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