特許
J-GLOBAL ID:200903079011321020

画像処理装置、画像処理方法、撮像装置および撮像方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-371410
公開番号(公開出願番号):特開2007-174455
出願日: 2005年12月26日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】ブロックマッチングを用いて動きベクトルを検出する画像処理装置全体として、性能と、回路規模やコストの最適化を図ることができるようにする。【解決手段】参照画面において、元画面中の複数個のターゲットブロックの位置に対応する位置を中心として複数のサーチ範囲が設定される。当該サーチ範囲内を、参照ブロックを移動させながらターゲットブロックと相関の強い参照ブロック位置を検出し、その検出結果に基づいて、各サーチ範囲についての動きベクトルを検出する演算処理部を備える。撮像装置部からの撮像画像の読み出しの主走査および副走査において、画像領域として互いに重ならないサーチ範囲においては、共通の演算処理部152を用いる。主走査において互いに重ならない複数個のサーチ範囲においては、共通の演算処理部152に対して、演算結果保存用メモリ153a〜153dを、それぞれ別個に設ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
撮像装置部から、水平方向と垂直方向とのいずれか一方を主走査の方向とし、他方を副走査の方向として読み出される撮像画像について、注目画面である参照画面と、当該参照画面よりも前の撮像画面である元画面との間の動きベクトルを算出する画像処理装置であって、 前記元画面中の複数個の領域位置において、それぞれ複数の画素からなる所定の大きさのターゲットブロックが設定され、前記参照画面において、前記元画面中の複数個のターゲットブロックの位置に対応する位置を中心としてサーチ範囲が設定され、当該サーチ範囲内を、前記ターゲットブロックと同じ大きさの参照ブロックを移動させながら前記ターゲットブロックの画像情報と前記参照ブロックの画像情報とを比較して、前記ターゲットブロックと相関の強い前記参照ブロック位置を検出し、当該検出した参照ブロック位置の前記ターゲットブロック位置に対する画面上の位置ずれ量に基づいて、前記各サーチ範囲についての動きベクトルを検出する演算処理部を備える画像処理装置において、 前記撮像装置部からの前記撮像画像の読み出しの前記主走査および前記副走査において、画像領域として互いに重ならない前記サーチ範囲において前記動きベクトルを検出する前記演算処理部は、共通の演算処理部を用いるとともに、 前記主走査において前記互いに重ならない複数個の前記サーチ範囲においては、前記共通の演算処理部に対して、その演算結果を保存するための演算結果保存用メモリを、それぞれ別個に設け、 前記演算結果保存用メモリに保存された情報は、ひとつの前記サーチ範囲について前記演算処理部での演算処理が終了したときに、他のメモリに転送する ことを特徴とする画像処理装置。
IPC (1件):
H04N 5/232
FI (1件):
H04N5/232 Z
Fターム (9件):
5C122DA01 ,  5C122EA41 ,  5C122EA56 ,  5C122FH12 ,  5C122FH13 ,  5C122FH23 ,  5C122HA61 ,  5C122HB01 ,  5C122HB10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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