特許
J-GLOBAL ID:200903079012786310

遊星歯車の診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-175274
公開番号(公開出願番号):特開平8-043257
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 遊星歯車機構の損傷の種類及び部位を診断する場合、損傷の種類,部位及び程度の検出を的確に行い、熟練者以外でも損傷の種類,部位及び程度を容易に識別可能とする。【構成】 遊星歯車機構の近傍にその各部の回転により発生する各特定周波数を検出する振動検出部54を設けると共に、各損傷の種類及び部位と各特定周波数とを診断ルールに基づき関連づけて自動診断する診断処理部を設け、振動検出部で検出された特定周波数及び高次周波数の検出信号を抽出し、特定周波数の初期値、及び高次周波数の初期値の各相対値を算出し相対値が基準値を超えている場合、診断処理部において該当特定周波数から対応する損傷の種類,部位及び程度を特定し、その名称を表示する。
請求項(抜粋):
入力軸の回転に連動して回転する太陽歯車、固定配設される内歯車、及び前記太陽歯車及び内歯車に噛み合って自転すると共に前記太陽歯車の周りを公転しこの公転による回転を出力軸を介して次段の入力軸へ伝達する遊星歯車等からなる遊星歯車機構の損傷の種類,部位及び程度を診断する診断方法において、前記遊星歯車機構の近傍にこの遊星歯車機構の各部の回転動作に基づき発生する各特定周波数を検出する振動検出部を備えると共に、前記遊星歯車機構の損傷の種類及び部位と前記特定周波数とを診断ルールに基づき関連づけて自動診断する診断処理部を備え、前記振動検出部により検出された特定周波数及び高次周波数の検出信号を抽出し、遊星減速機の保全状態が良好時の特定周波数の初期値、及び高次周波数の初期値の各相対値を算出すると共に、前記診断ルールに基づき相対値が基準値を超えていると判断される場合に前記診断処理部において該当の特定周波数から対応する損傷の種類,部位及び程度を特定することを特徴とする遊星歯車の診断方法。
IPC (2件):
G01M 13/02 ,  G01H 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-094018
  • 特開昭63-169536

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