特許
J-GLOBAL ID:200903079014541862
物品同定システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
上村 輝之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-074181
公開番号(公開出願番号):特開平7-262379
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 自動錠剤包装機により指定された銘柄の錠剤を自動選別して包装する際に、錠剤が銘柄と否かを自動的に判定する。【構成】 カメラ1により錠剤サンプルを撮影し、その画像内の錠剤領域を一定の位置と方向に補正し、その画像から特徴ベクトルを抽出する。この特徴ベクトルとしては、画像の濃淡値ベクトルを用いる。辞書作成の際は、各銘柄毎に、多数のサンプルから特徴ベクトルを抽出し、参照ベクトルと、特徴ベクトルの散布度とを計算して辞書ファイル110に格納する。その際、用いた全サンプルの画像の濃淡値に関して、カテゴリ間変動とカテゴリ内変動との比を計算し、これを評価値として辞書の善し悪しを判断する。実際の同定では、同定対象の錠剤を撮影して特徴ベクトルを抽出し、また、その錠剤の銘柄名に対応した参照ベクトルとの距離がその銘柄の散布度σにより定まる許容値r・σ以内であれば、その錠剤と銘柄とが対応していると判断する。
請求項(抜粋):
同定対象物品が入力されたカテゴリーに係るものか判定する物品同定システムにおいて、サンプル物品及び同定対象物品の画像を入力する画像入力手段と、前記サンプル物品及び同定対象物品のカテゴリーを入力するカテゴリー入力手段と、前記入力された画像の各々から濃淡値ベクトルを特徴ベクトルとして抽出する特徴抽出手段と、前記各カテゴリー毎に、多数のサンプル物品の画像から抽出された特徴ベクトルに基づいて、参照ベクトルと距離分散値とを含む辞書を作成する学習手段と、前記辞書の評価のための評価値として、前記辞書の作成に用いたサンプル物品画像の濃淡値に関する、カテゴリー間変動とカテゴリー内変動との比を算出する辞書評価手段と、前記辞書を蓄積する辞書ファイルと、前記入力された同定対象物品のカテゴリーに対応する参照ベクトルと距離分散値とを前記辞書ファイル内から選択し、前記入力された同定対象物品の画像から抽出された特徴ベクトルと前記辞書ファイルから選択した参照ベクトルとの間の距離を求め、この距離と前記選択した距離分散値とに基づいて、前記同定対象物品のカテゴリーが正しいか否かを判定する同定手段と、を備えることを特徴とする物品同定システム。
IPC (4件):
G06T 7/00
, A61J 3/00 310
, B65B 57/00
, G06T 1/00
FI (2件):
G06F 15/70 460 B
, G06F 15/62 390 Z
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