特許
J-GLOBAL ID:200903079017055225

ゴム変性スチレン系樹脂組成物およびそのシート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-107503
公開番号(公開出願番号):特開2000-297194
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】透明性に優れ、かつカレンダー成形法によるシート加工に適するゴムゴム変性スチレン系樹脂組成物を提供すること。【解決手段】スチレン-(メタ)アクリル酸エステル系重合体からなる連続相又は該重合体中にゴム状弾性体を主成分とする軟質成分の分散粒子が分散してなるMS樹脂40〜98重量%と、特定のゴム状弾性体ラッテクス下で乳化グラフト重合して得た重合体の連続相のMz、Mw、Mz/Mwが特定の範囲値を有し、かつMS樹脂との屈折率の差が0.05以下であるゴム変性スチレン系樹脂2〜60重量%とからなるゴム変性スチレン系樹脂組成物及びカレンダーシート成形品。
請求項(抜粋):
(I)スチレン系単量体単位20〜75重量%、(メタ)アクリル酸エステル系単量体単位25〜80重量%、およびこれらの単量体と共重合可能なビニル系単量体単位0〜10重量%からなるスチレン-(メタ)アクリル酸エステル系重合体70〜100重量部とゴム状弾性体0〜30重量部[但し合計量を100重量部とする]とからなり、ゴム状弾性体が存在しない場合にはスチレン-(メタ)アクリル酸エステル系重合体の重量平均分子量(Mw)が5万〜20万である重合体であり、ゴム状弾性体が存在する場合には、重量平均分子量(Mw)が5万〜20万であるスチレン-(メタ)アクリル酸エステル系重合体からなる連続相中に、ゴム状弾性体を主成分とする軟質成分の分散粒子が分散してなる重合体(以下、これらをMS樹脂という。但し、ゴム変性スチレン系樹脂Aとは異なる。)40〜98重量%と、(II)体積平均粒子径0.05〜0.5μmのゴム状弾性体ラテックスの存在下でスチレン系単量体20〜75重量%、(メタ)アクリル酸エステル系単量体25〜80重量%、およびこれらの単量体と共重合可能なビニル系単量体0〜10重量%とからなる混合物を乳化グラフト重合して得られる重合体で、該重合体のゴム状弾性体含有率が5〜55重量%であり、連続相のZ平均分子量(Mz)が25万以上であり、重量平均分子量(Mw)が5万〜60万であり、連続相のZ平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)との比(Mz/Mw)が3.0以上であり、かつMS樹脂との屈折率の差が0.05以下であるゴム変性スチレン系樹脂A2〜60重量%とからなることを特徴とするゴム変性スチレン系樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L 51/04 ,  C08J 5/18 CEQ
FI (2件):
C08L 51/04 ,  C08J 5/18 CEQ
Fターム (21件):
4F071AA12X ,  4F071AA22X ,  4F071AA33X ,  4F071AA76 ,  4F071AA77 ,  4F071AA80 ,  4F071AA81 ,  4F071AF30 ,  4F071AH19 ,  4F071BA01 ,  4F071BB04 ,  4F071BC01 ,  4J002AC03X ,  4J002AC08X ,  4J002BC07W ,  4J002BG04W ,  4J002BG05W ,  4J002BN16Y ,  4J002BP01X ,  4J002FD160 ,  4J002FD170
引用特許:
審査官引用 (2件)

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