特許
J-GLOBAL ID:200903079021315606
電磁界強度算出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-104934
公開番号(公開出願番号):特開平8-304493
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】モーメント法を用いて電気回路装置が放射する電磁界強度を算出する電磁界強度算出装置に関し,インピーダンス計算における桁落ちによる精度の劣化を防止し,高速で高精度な電磁界強度の算出を可能にすることを目的とする。【構成】モノポールの積分において指数関数部分を一定とみなす近似式により相互インピーダンスを計算する第1の計算処理部12と,通常の式により相互インピーダンスを計算する第2の計算処理部13とを用意し,算出法選択部11により,相互インピーダンスの算出対象となる要素の電気長と要素間距離の電気長に基づく適用条件を判定して第1の計算処理部12を用いるか第2の計算処理部13を用いるかを選択する。
請求項(抜粋):
モーメント法を用いて電気回路装置が放射する電磁界強度を算出する電磁界強度算出装置において,解析対象となる電気回路装置の構造情報を入力するデータ入力手段と,モーメント法の連立方程式を構成する相互インピーダンスを計算する際に,要素の電気長が短く遠距離にあるという相互インピーダンスの算出対象の特性に基づいて得られた相互インピーダンスの所定の近似式に基づいて相互インピーダンスを算出する第1の計算処理手段と,相互インピーダンスの算出対象が要素の電気長が短く遠距離にあるという条件を満たさない場合に,上記近似式を用いない通常の式により相互インピーダンスを算出する第2の計算処理手段と,相互インピーダンスの算出対象となる要素の電気長と要素間距離とに基づいて前記第1の計算処理手段を用いるか前記第2の計算処理手段を用いるかを選択する算出法選択手段と,算出された相互インピーダンスを用いてモーメント法の連立方程式を構成し,各要素に流れる電流を計算する電流計算部と,算出された電流値を基に電磁界強度を計算する電界磁界計算部とを備えたことを特徴とする電磁界強度算出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01R 29/08 Z
, G06F 15/20 D
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