特許
J-GLOBAL ID:200903079026034478

フレーム同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082024
公開番号(公開出願番号):特開平8-251078
出願日: 1995年03月15日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】CDMA方式の受信フレーム同期回路が雑音,マルチパス環境下において同期符号の未検出,誤検出を起こす問題を排除し、処理量の増加に伴う回路の複雑化を回避する。【構成】パス検出回路11によって受信逆拡散信号のシンボルタイミング毎に各パスのタイミングを抽出して時間軸上に分離出力する。その各タイミングをトリガとして各タイミングの逆拡散信号をn個のラッチ121〜12nに格納する。第1〜第nパス相関演算部141〜14nを設け、各パスのタイミング毎に同期語レジスタ13の出力との相関をとってそれぞれの相関値を出力し、合成部15で合成した後判定回路16で判定してフレームタイミング検出回路17でフレームタイミングを検出する。第1パス相関演算部141は常時処理とし、他はフレームタイミングのある時のみ処理許可を与える。
請求項(抜粋):
一定の周期で同期語が挿入された逆拡散信号をシンボルクロックに同期してシフトレジスタに格納しシフトして取り出したシンボルデータ系列と同期語レジスタから供給される既知の同期語系列との複素相関演算を行って相関値を求め、該相関値としきい値とを比較して該しきい値を超え類似度が高いことを示す判定値を出力する判定回路と、該判定値によってフレームタイミングを検出するフレームタイミング検出回路とを備えたフレーム同期回路において、前記逆拡散信号の受信電力をシンボルタイミング毎に観測して各パスのタイミングを抽出し受信電力が最大のパスのタイミングを第1パス選択信号とし以下順次第2〜第nパス選択信号として時間軸上に分離出力するパス検出回路と、該パス検出回路から出力される前記第1〜第nパス選択信号がトリガ端子に入力されそれぞれのパスタイミングにおける前記逆拡散信号をそれぞれ格納する第1〜第nのラッチと、前記第1〜第nのラッチから出力される第1〜第nパス逆拡散信号のそれぞれがシンボルクロックに同期して入力され、前記同期語レジスタから供給される既知の同期語と複素相関演算を行い第1〜第nパス相関値をそれぞれ出力する第1〜第nパス相関演算部と、該第1〜第nパス相関演算部から出力される第1〜第nパス相関値を線形加算し合成相関値を出力して前記判定回路に入力する相関値合成部とを備え、前記第1パス相関演算部には処理許可信号が与えられて常時処理許可状態となり、前記第2〜第nパス相関演算部には前記フレームタイミング検出回路からフレームタイミングが与えられてフレームタイミングの時のみ処理許可状態となるように構成されたことを特徴とするフレーム同期回路。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04J 13/00 ,  H04L 7/08
FI (3件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/08 Z ,  H04J 13/00 A

前のページに戻る