特許
J-GLOBAL ID:200903079026342830

減衰力調整式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-309796
公開番号(公開出願番号):特開平8-145107
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 減衰力調整式油圧緩衝器において、減衰力調整機構をシリンダの側部に配置し、かつ、組付けを容易にする。【構成】 シリンダ14の外側に内筒15と外筒16を設けて環状通路17とリザーバ室18を形成する。シリンダ14内にピストンロッド20を連結したピストン19を嵌装する。シリンダ上室14a を環状通路17によってシリンダ14の側部に設けた減衰力調整機構34に接続し、減衰力調整機構34を介してリザーバ室18に連通させる。減衰力調整機構34は、サブディスクバルブ47を取付けたバルブ部材44および回転シャッタ41をバルブケース37に組込んで一体とし、外筒16に溶接されたケース33に嵌合してスナップリング50によって固定する。アクチュエータ51によって回転シャッタ41を操作して減衰力を調整する。バルブ部材44と回転シャッタ41をバルブケース37にサブアセンブリすることにより、減衰力調整機構34の組付けが容易になる。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部まで延ばされたピストンロッドと、前記シリンダ内の室に連通され前記ピストンの摺動によって油液を流通させる油液通路と、前記シリンダの側部に設けられて該油液通路の通路面積を調整する減衰力調整機構とを備えてなる減衰力調整式油圧緩衝器において、前記減衰力調整機構は、前記油液通路の油液の流動を制御するディスクバルブと、前記油液通路の通路面積を調整する弁体とがケース内に組込まれて一体の組立体とされ、前記シリンダの側部に取付けられていることを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/34 ,  B60G 17/08
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る