特許
J-GLOBAL ID:200903079033385723

多層合金化溶融亜鉛めっき鋼板の上層めっきの定量方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-157559
公開番号(公開出願番号):特開平7-012761
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】多層合金化溶融亜鉛めっき鋼板における上層めっき層のめっき目付量およびFe含有率を非破壊によって精度よく測定する。【構成】多層合金化溶融亜鉛めっき鋼板のRaの6倍以上12倍以下の入射角度で、単色化された特性X線を前記多層合金化溶融亜鉛めっき鋼板表面に対して入射させる。そのX線回折ピーク強度およびバックグランド強度を測定し、強度差を求めて、これに基づいて上層めっきの目付量を算出する。さらに、上層めっき層のX線回折ピーク角度を測定し、純FeにおけるX線回折ピーク角度との角度差を求め、上層めっきのFe含有率を算出する。
請求項(抜粋):
鋼板上に合金化溶融亜鉛めっき層を有し、さらにその上層にFe系めっき層を有する2層めっき鋼板の多層合金化溶融亜鉛めっき鋼板における上層Fe系めっき層の目付量を測定する方法であって、前記上層Fe系めっき層表面の中心線平均粗さRaの6倍以上12倍以下の入射角度βで、単色化された特性X線を前記多層合金化溶融亜鉛めっき鋼板表面に対して入射せしめ、上層めっきのX線回折ピーク強度IFeおよびバックグランド強度IFKを測定し、これらの強度差IUPを求め、予め求めた、強度差と上層Fe系めっき層の目付量との相関に照合して、当該測定強度差IUPから上層Fe系めっきの目付量を算出することを特徴とする多層合金化溶融亜鉛めっき鋼板の上層めっきのめっき目付量測定方法。

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