特許
J-GLOBAL ID:200903079040415778

ピストン・クランク機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-219169
公開番号(公開出願番号):特開2001-050362
出願日: 1999年08月02日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 往復運動/回転運動の変換を行うピストン・クランク機構のピストン/シリンダ間の摺接面の摩擦負荷、クランクピンの摩擦負荷とに起因する摺接面の損耗と伝達動力の損失を軽減する。【解決手段】 一端がピストンピン8に、他端がクロスリンク10にそれぞれ枢支されたフリーリンク9が、クランクケース12との枢支点13を中心としたクロスリンク10の揺動運動に拘束されて、ピストン1の往復運動の中間点で、フリーリンク9の向き(C9 )が、ピストン1の往復運動方向(ピストン中心軸線Cp 方向)に対して傾斜を少なくなるとともに、クランクピン7の上下死点を結ぶ線と、クロスリンク10のクランクケース12との枢支点13とコネクションロッド5との枢支点11とを結ぶ線とほぼ直交させる。
請求項(抜粋):
ピストンの往復運動をクランクシャフトの回転運動に変換するピストン・クランク機構において、シリンダ内を往復摺動するピストン部と、上記ピストン部の中心軸線付近に配置されたピストンピンを介してピストン部に枢支されたフリーリンクと、上記フリーリンクの他端のフリーリンク枢支点に連結されるとともに、クランクシャフトとともに回動自在のクランクアームのクランクピンに連結されて、ピストン部の往復運動をクランクシャフトに伝達する、複数のリンクからなる中間リンク機構とを具備し、上記中間リンク機構には、クランクケースおよび上記クランクピンに枢支され、かつ、上記フリーリンクと連結されたクロスリンクを含み、このクロスリンクがクランクケースとの枢支点を中心とした揺動運動に拘束されることにより、ピストンの往復運動の中間点において、上記フリーリンクの軸線のピストン中心軸線に対する傾斜が少なく維持されるとともに、上記クランクピンの上下死点を結ぶ線と、クロスリンクのクランクケースとの枢支点とコネクションロッドとの枢支点とを結ぶ線とがほぼ直交するようになることを特徴とするピストン・クランク機構。
IPC (3件):
F16H 21/18 ,  F01B 9/02 ,  F02B 75/32
FI (3件):
F16H 21/18 ,  F01B 9/02 ,  F02B 75/32 Z

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