特許
J-GLOBAL ID:200903079049882522
無線中継局における干渉補償方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-093167
公開番号(公開出願番号):特開平5-291995
出願日: 1992年04月13日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 非再生無線中継局においても、再生中継方式を採用せずに、主信号への干渉信号による干渉を補償する。【構成】 非再生無線中継局45に主アンテナ1と、補助アンテナ5とを設け、補助アンテナ5の出力端に、可変振幅回路10および可変位相回路8をそれぞれ挿入して主信号と干渉信号とを合成し、合成された信号を再生無線中継局47へ非再生方式により伝送する。再生無線中継局47は、伝送された信号を復調して誤差信号eQおよびeIを抽出し、この誤差信号eQおよびeIを非再生無線中継局45に伝送する。非再生無線中継局45は、伝送された誤差信号eQおよびeIが最小になるように可変振幅回路10および可変位相回路8を制御する。これにより、主信号から干渉波が除去される。
請求項(抜粋):
主信号を受信する主アンテナと、干渉信号を受信する補助アンテナとを有し、前記主アンテナの出力端または前記補助アンテナの出力端のいずれか一方に、入力信号の振幅および位相が外部信号によってそれぞれ制御可能な可変振幅回路および可変位相回路をそれぞれ挿入して、前記主信号と前記干渉信号とを合成し、該合成された信号の復調信号から干渉波による誤差信号を抽出し、該誤差信号が最小になるように前記可変振幅回路および前記可変位相回路を制御することにより、前記主信号から干渉波を除去する無線中継局における干渉補償方法において、前記主アンテナおよび前記補助アンテナは、非再生無線中継局に設置され、前記合成された信号は、前記非再生無線中継局から再生無線中継局へ非再生中継方式により伝送され、前記再生無線中継局は、伝送された信号を復調して前記誤差信号を抽出し、この誤差信号を前記非再生無線中継局に伝送し、前記非再生無線中継局は、伝送された誤差信号が最小になるように前記可変振幅回路および前記可変位相回路を制御することを特徴とする無線中継局における干渉補償方法。
前のページに戻る