特許

J-GLOBAL ID：200903079064691431

電波音波吸収体

発明者： 小寺 和男
出願人/特許権者： 日本グラスファイバー工業株式会社
代理人 (1件)： 松原 等
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-427750
公開番号（公開出願番号）：特開2005-191086
出願日： 2003年12月24日
公開日（公表日）： 2005年07月14日
要約：

【課題】 軽量で、柔軟性と自己消火性があり、施工が容易で、GHz帯の電波と音波とを効率的に吸収できるとともに、火災時の有毒ガスが発生しない樹脂材料を用いた電波音波吸収体を得る。【解決手段】 電波音波吸収体20は、平均繊維長25〜200mmの炭素繊維1を20重量%以上含み、少なくとも1種のポリオレフィン系樹脂繊維2を1〜30重量%含む綿状の繊維ウェブを、ニードルパンチにて繊維間を絡めることにより結合してなる不織布であって、前記ポリオレフィン系樹脂繊維を最大15重量%溶融し再硬化したことにより残留繊維間が接着している。一方の面で炭素繊維1の比率を高め、該面から漸減するように層内に炭素繊維1による体積抵抗率の勾配を設け、他方の面でバサルト繊維3の比率を高め、該面のバサルト繊維3を不燃化又は準不燃化する。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

平均繊維長25〜200mmの炭素繊維を20重量%以上含み、少なくとも1種のポリオレフィン系樹脂繊維を1〜30重量%含む綿状の繊維ウェブを、ニードルパンチにて繊維間を絡めることにより結合してなる不織布であって、前記ポリオレフィン系樹脂繊維が最大15重量%溶融し再硬化したことにより残留繊維間が接着していることを特徴とする電波音波吸収体。

IPC (3件)：

H05K9/00 ,  G10K11/16 ,  G10K11/162

FI (3件)：

H05K9/00 M ,  G10K11/16 A ,  G10K11/16 D

Fターム (13件)：

5D061AA06 ,  5D061AA22 ,  5D061BB21 ,  5D061DD03 ,  5D061DD11 ,  5E321AA41 ,  5E321AA42 ,  5E321AA44 ,  5E321BB21 ,  5E321BB41 ,  5E321CC21 ,  5E321GG11 ,  5E321GH05

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 電磁波遮蔽シート
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-307331   出願人：東レ株式会社
• 無機質ボード
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-199472   出願人：日東紡績株式会社
• 電磁波抑制布帛
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-100355   出願人：東洋サービス株式会社, 北川工業株式会社
• 電磁波吸収体及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-252631   出願人：日本無機株式会社