特許
J-GLOBAL ID:200903079064782569

核スピントモグラフィ装置における勾配オフセット電流の生成方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079242
公開番号(公開出願番号):特開平8-275930
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【課題】 勾配コイルの共振動作時にもオフセット電流を調整可能な勾配電流給電方法および装置を提供する。【解決手段】 スイッチT1〜T4およびそれらに並列接続されたフリーホイールダイオードD1〜D4を備えたブリッジ回路の第1のブリッジ対角線を介して、勾配コイルGが可制御の勾配増幅器GVと接続されている。ブリッジ回路の第2のブリッジ対角線にはコンデンサCが接続されており、このコンデンサは勾配コイルGとともに共振回路を形成している。勾配コイルGにより正弦波状の電流が送られる。2つの半波ごとにコンデンサを不完全に放電させることで、勾配コイルGを流れる正弦波状の電流IGにオフセット電流Ioffが重畳される。
請求項(抜粋):
核スピントモグラフィ装置における勾配オフセット電流(Ioff)の生成方法において、4つのスイッチ(T1〜T4)および該スイッチとそれぞれ並列接続されたフリーホイールダイオード(D1〜D4)を備えたブリッジ回路の第1のブリッジ対角線を介して、勾配コイル(G)が制御可能な勾配増幅器(GV)と接続されており、前記ブリッジ回路の第2のブリッジ対角線中にコンデンサ(C)が接続されており、該コンデンサ(C)は前記勾配コイル(G)ととも共振回路を形成しており、前記勾配コイル(G)を通って勾配電流(IG)として交流電流が流されて該交流電流がコンデンサ(C)を介して導かれるように、前記スイッチ(T1〜T4)を制御し、前記コンデンサ(C)は同じ電圧極性で周期的に充/放電し、前記勾配電流(IG)のそのつどの正または負の半波においてコンデンサ(C)の不完全な放電が行われるように、前記スイッチ(T1〜T4)の制御により勾配オフセット電流(Ioff)を生成し、前記勾配増幅器(GV)は電流回路中の抵抗での電圧降下のほかに、前記コンデンサ(C)の不完全な放電により引き起こされるコンデンサ電圧(UC)と勾配コイルにおける電圧(UG)との間の電圧差を生じさせることを特徴とする、核スピントモグラフィ装置における勾配オフセット電流の生成方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/385
FI (2件):
A61B 5/05 340 ,  G01N 24/06 510 Y

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