特許
J-GLOBAL ID:200903079066384633

加工用冷延鋼帯の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-118764
公開番号(公開出願番号):特開平6-330179
出願日: 1993年05月20日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 アルミキルド鋼を素材とし、良好な加工性を持ち、長手方向の材質の均一性に優れた加工用冷延鋼帯。【構成】 重量%で、C:0.010〜0.038、Si:0.040以下、Mn:0.05〜0.25、P:0.120以下、S:0.002〜0.20、Al:0.020〜0.10、N:0.0060以下で、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる鋳片を、1000〜1150°Cに加熱し、仕上温度890〜960°Cで熱間圧延後、熱延鋼帯長手方向最先端部温度を750〜860°Cに、最先端部から30mまでの間の温度はそれぞれ二点間の上限と下限の温度を直線で結んで求められる温度範囲とし、最先端部から30mの位置より鋼帯の中心方向でかつ鋼帯の最後端部から100mの位置より鋼帯の中心部の間は680〜740°C、最後端部の温度750〜840°C、最後端部から100mの位置の温度680〜740°C、最後端部から100mまでの間の温度はそれぞれ二点間の上限と下限の温度より前記のごとき温度範囲とする。
請求項(抜粋):
重量比にてC:0.010〜0.038%、Si:0.040%以下、Mn:0.05〜0.25%、P:0.120%以下、S:0.002〜0.020%、Al:0.020〜0.10%、N:0.0060%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる鋳片を熱間圧延、酸洗、冷延、過時効処理を有する連続焼鈍の工程を経る加工用冷延鋼帯の製造方法において、鋳片を1000〜1150°Cに加熱し、仕上温度を890〜960°Cで熱間圧延した後、熱延鋼帯長手方向の最先端部の温度を750°C以上860°C以下にし、最先端部から30mの位置の温度を680°C以上740°C以下にし、最先端部から30mまでの間の温度はそれぞれ二点間の上限および下限の温度をそれぞれ直線で結んで求められる温度範囲とし、最先端部から30mの位置より鋼帯の中心方向でかつ鋼帯の最後端部から100mの位置より鋼帯の中心部の間は680°C以上740°C以下とし、最後端部の温度を750°C以上840°C以下にし、最後端部から100mの位置の温度を680°C以上740°C以下にし、最後端部から100mまでの間の温度はそれぞれ二点間の上限および下限の温度をそれぞれ直線で結んで求められる温度範囲として鋼帯を巻取ることを特徴とする長手方向の材質が均質な加工用冷延鋼帯の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06

前のページに戻る