特許
J-GLOBAL ID:200903079081435171

実行時間に制約のあるタスクの優先制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-064776
公開番号(公開出願番号):特開平7-271614
出願日: 1994年04月01日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】制約時間内に処理を終了することが求められるアプリケーションにおいて、アプリケーションが認識する処理の進展状況をシステムに通知する手段を設け、その通知によりタスクの優先度を動的に変更可能とすることにより、制約時間内に処理を完了させる可能性を高める。【構成】アプリケーションプログラム1において、任意の箇所に処理状況通知インタフェース(I1等)を埋め込むことが出来るようにする。アプリケーションプログラム1の実行がタスク1に割り当てられた場合において、(1)タスク1は、処理開始時に自身の処理の制約時間を明確にし、(2)システムは、埋め込まれた処理状況通知インタフェースが実行される毎に、タスク開始からの経過時間と処理の進行状況を用いてタスク終了の時間を算出し、制約時間内に終了しないと推定される場合にはタスクの優先度を動的に上げる処置を行う。これにより、タスクに対してきめ細かい優先制御が行え、制約時間内に処理を終了させる可能性が高まる。
請求項(抜粋):
適当な箇所に処理状況通知インタフェースを埋め込んだ制約時間を持つアプリケーションプログラムと、そのアプリケーションの実行が割り当てられたタスクと、タスクの優先制御機能を備えた制御プログラムからなり、制御プログラムが、埋め込まれた処理状況通知インタフェースが実行される毎に、タスク開始からの経過時間と処理の進行状況情報を用いてタスク終了の時間を算出し、制約時間内に終了しないと推定される場合にはタスクの優先度を動的に上げる処置を行うことにより、タスクに対してきめ細かい優先制御を行い、制約時間内に処理を終了させる可能性を高める、タスクの優先制御方式。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46 322

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