特許
J-GLOBAL ID:200903079084188353

4輪駆動車用アンチスキッドブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-005535
公開番号(公開出願番号):特開平9-193775
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 4輪駆動車において左右で路面μの異なるスプリットμ路においてでもアンチスキッド性能および後輪の制動性能を確保すること。【解決手段】 ロック兆候検出手段aと、路面摩擦判定手段bと、ブレーキシリンダ作用圧を、増圧・減圧・保持可能な液圧アクチュエータcと、ロック兆候検出時に、液圧アクチュエータcを減圧作動させるブレーキ制御手段dとを備えた4輪駆動車用アンチスキッドブレーキ制御装置において、路面摩擦判定手段bとして、左右輪で走行路面の摩擦係数が異なるスプリットμ路面を検出可能なスプリットμ路面検出手段b’を設け、ブレーキ制御手段dを、スプリットμ路面検出時に、低μ側の前輪にロック兆候が検出された場合にのみ、この前輪に対する減圧指令と同時にこの前輪と同一ブレーキ系統内の後輪に対しても減圧指令を出力する後輪同時減圧制御を行うよう構成した。
請求項(抜粋):
各車輪のロック兆候を検出するロック兆候検出手段と、走行路面の摩擦状態を判定する路面摩擦判定手段と、各車輪のブレーキシリンダ作用圧を、増圧・減圧・保持可能な液圧アクチュエータと、前記ロック兆候検出手段によるロック兆候検出時に、前記液圧アクチュエータを減圧作動させてロック兆候を解除するブレーキ制御手段と、を備えた4輪駆動車用アンチスキッドブレーキ制御装置において、前記路面摩擦判定手段として、左右輪で走行路面の摩擦係数が異なるスプリットμ路面を検出可能なスプリットμ路面検出手段が設けられ、前記ブレーキ制御手段が、スプリットμ路面検出時に、低μ側の前輪にロック兆候が検出された場合にのみ、この前輪に対する減圧指令と同時にこの前輪と同一ブレーキ系統内の後輪に対しても減圧指令を出力して後輪の制動トルクが前輪に伝達されるのを防止する後輪同時減圧制御を行うよう構成されていることを特徴とする4輪駆動車用アンチスキッドブレーキ制御装置。
FI (2件):
B60T 8/58 C ,  B60T 8/58 Z

前のページに戻る