特許
J-GLOBAL ID:200903079091459044

デュアルアクション注射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-524503
公開番号(公開出願番号):特表平10-506557
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】後チャンバ及びこの後チャンバよりも内部断面積小さい前チャンバを構成する中空本体(11)と、後チャンバの内部断面と一致する断面を持つ主プランジャー(20)、及びこの主プランジャー内に入れ子式に取り付けられた、前チャンバの内部断面と一致する断面を持つ副プランジャー(23)からなるダブルアクションプランジャー機構とを有し、副プランジャーの基端は、主プランジャーの基端を越えて延び、プランジャー機構を中空本体に対して摺動自在に移動できるようにするハンドル(24)で終端する、デュアルアクション注射器。
請求項(抜粋):
デュアルアクション注射器において、前記デュアルアクション注射器は、 基端及び先端15を持つ円形断面の後チャンバ、基端16及び先端を持つ円形断面の前チャンバを夫々構成する後部分12及びこれに一体に連結された前部分13を備え、前記後チャンバの内部断面積が前チャンバの内部断面積よりも大きい、中空本体11と、 ダブルアクションプランジャー機構19とを有し、前記ダブルアクションプランジャー機構は、 基端、先端、及びこの先端と隣接した周囲液密シール27を備え、前記後チャンバの内部断面と一致する円形断面を持つ主プランジャー20と、基端、先端、この先端と隣接した第1周囲液密シール30、及び前記第1シールに対して基端側に配置された第2周囲液密シール31を備え、前記第1シールと前記第2シールとの間の距離が前記主プランジャーの長さとほぼ等しく、前記前チャンバの内部断面と一致する円形断面を有する、前記主プランジャー内に入れ子式に取り付けられた副プランジャー23とを有し、 前記副プランジャーの基端は、前記主プランジャーの基端を越えて延び、プランジャー機構を中空本体に対して摺動自在に移動できるハンドル24で終端し、 前記プランジャー機構は、前記中空本体に対し、 (1)前記副プランジャーの前記先端が前記主プランジャーの前記先端と面一であり、二つのプランジャーの先端が前記後チャンバの前記基端と隣接した一杯に引いた位置から、二つのプランジャーの先端が後チャンバの先端と同じレベルにある第1送出位置を通って、前記副プランジャーが前記主プランジャーの前記先端から前方に、前記副プランジャーの前記先端が前記前チャンバの前記先端と同じレベルになるまで、前方へ摺動させて押し込んである、一杯に押し込んだ第2送出位置まで、前方に移動可能であり、及び (2)前記一杯に押し込んだ位置から前記一杯に引いた位置まで後方に移動可能である、ことを特徴とするデュアルアクション注射器。

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