特許
J-GLOBAL ID:200903079101537863

多層積層構造材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 寺田 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-147666
公開番号(公開出願番号):特開平5-338102
出願日: 1992年06月08日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 特定の接着材層を介して外側と内側の合成樹脂層を積層した構造材において、燃料油の透過防止性能に優れ、かつ接着材層の存在を非破壊で検知できるようにすること。【構成】 外側はポリエチレン系樹脂層、内側はポリアミド系樹脂、エチレン-酢酸ビニル鹸化物系樹脂、ニトリル系樹脂から選ばれた樹脂層で、接着材層は不飽和カルボン酸又はその誘導体で変性した高密度ポリエチレン樹脂又はこれと高密度ポリエチレン樹脂の組成物からなり、接着材層の音響インピーダンスを外側のポリエチレン樹脂層のそれより所定値以上高くして非破壊検知を可能とした多層積層構造材。
請求項(抜粋):
接着材層を介して外側にポリエチレン系樹脂を主成分とする主材層および内側にポリアミド系樹脂、エチレン酢酸ビニル鹸化物系樹脂、ニトリル系樹脂から選ばれた樹脂層が積層されてなる層構造を有する多層積層構造材であり、該接着材層は密度 0.950g/cm3 以上、MFR0.01g/10分以上、主鎖のC数1000個当たりの分岐数20個以下の高密度ポリエチレン樹脂、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体でグラフト変性した前記高密度ポリエチレン樹脂から選ばれる、少なくとも変性高密度ポリエチレン樹脂を0.1 重量%以上含む樹脂からなる密度 0.950g/cm3 以上、グラフトされた前記酸および/またはその誘導体含有量 0.001〜5.0 重量%、20〜25MHz の超音波による音響インピーダンスが主材層のそれに対して 8.5×10-3g/cm2 ・μsec 以上高くした樹脂組成物からなることを特徴とする多層積層構造材。
IPC (6件):
B32B 27/32 ,  B32B 7/12 ,  B32B 27/08 ,  B60K 15/03 ,  G01N 29/10 506 ,  G01N 29/16

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