特許
J-GLOBAL ID:200903079101540007
電荷流出バリアを有する電界放出デバイス
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大貫 進介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-290379
公開番号(公開出願番号):特開平10-208649
出願日: 1997年10月07日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 電界放射ディスプレイに使用される電界放射デバイスは、一般に陽極に陰極線発光物質が配置され、電子がそれに衝突することで光を発する。しかし、その衝突は帯電種も発生させ、それが抽出ゲート電極等に衝突すると追加的に電荷が発生する。この電荷は誘電体層側面を帯電させエミッタウェル内の電界を変化させる。これがデバイスに影響、さらには破壊の原因となる。【解決手段】 電界放射デバイスは、支持基板上に形成される導電層、エミッタウェルを決定し導電層上に形成される誘電体層、エミッタウェル内に位置する電子エミッタ、電子エミッタから離れて誘電体層上に形成される抽出ゲート電極および抽出ゲート電極から離れている陽極、から構成される。本発明は、エミッタウェルの側面の面上に、起動中に衝突する帯電種の電荷を伝導するのに適当な抵抗値を持つ電荷流出バリアを加え、エミッタウェルの側面の帯電を防ぐ。
請求項(抜粋):
電界放出デバイス(200、800)であって:主表面を有する支持基板(210、810);支持基板(210、810)の主表面上に位置付けられる導電層(215、815);主表面を有し、導電層(215、815)上に位置付けられ、側面(245、845)を決定する誘電体層(240、840)であって、当該導電層(215、815)および当該誘電体層(240、840)の側面(245、845)がエミッタウェル(260、860)を決定することを特徴とする誘電体層(240、840);エミッタウェル(260、860)内部の一部分に位置付けられ、エミッタウェル(260、860)の側面(245、845)に沿って存在する電荷流出バリア(290、890)であって、当該電荷流出バリア(290、890)に衝突する帯電種の電荷を伝導するのに適当な抵抗値を有することを特徴とする電荷流出バリア(290、890);エミッタウェル(260、860)内部に位置付けられ、導電層(215、815)とオーム接触する電子エミッタ(270、870);誘電体層(240、840)の主表面上に位置付けられ、電子エミッタ(270、870)から離れている抽出ゲート電極(250、850);および抽出ゲート電極(250、850)から離れて位置付けられる陽極(280、880);から構成されることを特徴とする電界放出デバイス。
IPC (3件):
H01J 19/24
, H01J 1/30
, H01L 29/66
FI (3件):
H01J 19/24
, H01J 1/30 F
, H01L 29/66
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