特許
J-GLOBAL ID:200903079103293821

中間調二値データ発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-308117
公開番号(公開出願番号):特開平6-141171
出願日: 1992年10月22日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】データの精度を維持したままでテクスチャが発生することなく二値化することができる方式の中間調二値データ発生回路を実現する。【構成】濃度変換回路4を除去し、補正限界値算出回路105は上下限値YU ,YL を算出し、閾値算出回路108は閾値Fを動的に算出する。ここで、テクスチャ抑止回路114でパターン対応補正量Z1又は周期的補正量Z2の選択された閾値補正量Zを用いて、閾値Fを補正してテクスチャ発生を抑止する。補正値修正回路106は補正された値Dを上下限値YU ,YL の範囲以内に修正し、誤差算出回路109は、上下限値YU ,YL も用いて二値化誤差Gを算出する。そして、上下限値YU ,YL によりγ補正対応の作用を行う。
請求項(抜粋):
画像の濃淡を読み取った値を入力してデジタル値に変換し、誤差メモリに記憶されている既算出の二値化誤差に係数を乗じた値で前記デジタル値を補正し、この補正された値を閾値と比較し二値化して出力するとともに、この二値化された値と前記補正された値とから二値化誤差を算出して前記誤差メモリに記憶する中間調二値データ発生回路において、前記補正された値が採りうる上限値及び下限値を前記デジタル値に従いγ補正の特性に対応させて算出する補正限界値算出回路と、これらの上限値と下限値から前記閾値を動的に算出する閾値算出回路と、前記誤差メモリに記憶されたパターン(又は既に二値化済みのパターン)を受けてこのパターンに対応したパターン対応補正量を出力するパターン対応補正回路と、前記パターンを受けて前記パターンが特定のパターンに対応していることを検出して検出信号を出力する特定パターン検出回路と、前記検出信号の出力ごとに補正値を出力しその補正値が周期的に変化する周期的補正量を出力する周期的補正回路と、前記検出信号が出力されていないときには前記パターン対応補正量を閾値補正量として出力し前記検出信号が出力されているときには前記周期的補正量を前記閾値補正量として出力するセレクタと、前記補正された値を前記上限値と下限値の範囲以内の値に修正する補正値修正回路と、を備え、この修正された値を、前記閾値が前記閾値補正量により補正された閾値と、比較し二値化して出力し、この二値化された値に応じて、前記修正された値と前記上限値との差、または、前記修正された値と前記下限値との差どちらか一方を二値化誤差として前記誤差メモリに記憶することを特徴とする中間調二値データ発生回路。
IPC (3件):
H04N 1/40 ,  H04N 1/40 103 ,  G06F 15/68 320

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